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アン・ヘリスAnne Herries

アン・ヘリス

ハーレクイン・ヒストリカルの人気作家。2001年9月刊「名誉の問題」(HS-120)で日本デビューを果たした。緻密なプロットと情熱的な作風には定評があり、ファンも多い。 イギリスはスウィンドン生まれ。9歳のときにケンブリッジに引っ越してそこで育つ。美容師と教師を両親に持ち、18歳で結婚するまで父の店で美容師として働いていた。自身もしばらく美容院を経営していたが、執筆と夫の営むアンティークショップを手伝うためにやめたという。1979年に処女作が買い取られ、1981年にハーレクイン社のイギリス支社から作品が刊行された。以来またたく間に人気作家となった彼女は、複数のペンネームを使い分け、さまざまな出版社から数多くの作品を刊行しつづけている。なかでもハーレクイン社はお気に入りの出版社で“あたたかく家庭的な雰囲気がいいのよ”と語る。 小説を書き始めるときに感じるスリルや結末までうまく書き終えたときの充実感を味わえるのが、執筆の最大の喜びだという。ハーレクイン社の作家で特に好きなのは、同じくヒストリカル・ロマンスのポーラ・マーシャル。 作家になることは長年の夢だったうえ、執筆はとても楽しい作業だが、それ以外の生活も充実している。夫との結婚生活はもちろん映画鑑賞や読書、散歩や水泳を楽しむ日々。動物や鳥も大好きで、自宅の庭には栗鼠やさまざまな鳥、ときには狐まで訪れるという。普段は生まれ育ったケンブリッジに住んでいるが、寒い冬のあいだは、暖かいスペインのリゾート地で暮らす。 愛読書は「ジェーン・エア」や「自負と偏見」で、好きな映画は「風とともに去りぬ」。靴を買うのがひそかな楽しみで、特にイタリアやフランス製の高価でエレガントな靴が好みだという。

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