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ジョー・リー (Jo Leigh)
1999年の日本デビュー以来、主にハーレクイン・テンプテーションおよびハーレクイン・ブレイズの両シリーズで活躍している作家。ホットなラブシーンとよく練られたプロットで着実にファンを増やしている。
作家になる前は、20世紀フォックス映画会社、CBSやNBCなどのネットワーク局で長年働き、責任のあるポジションをこなしてきた。また以前は脚本家としても活動しており、これまで50作以上の作品に関わってきたというキャリアの持ち主。俳優のロバート・デ・ニーロやメリル・ストリープ、ヘンリー・フォンダ、それに監督・脚本家としても著名なジョン・セイルズといった、そうそうたるメンバーとともに仕事をしたことは思い出深いと語る。
初めて書いた作品がロマンティックタイムズ誌のベスト・ファースト・ブック部門に入賞したほか、“ロマンス小説界のオスカー賞”といわれるアメリカロマンス作家協会のRITA賞の最終選考に二度も残ったことがあり、その実力は広く知られている。執筆のかたわら全米各地を回って創作を教えたり、講演会でスピーチしたりと忙しい毎日を過ごす。ダラスで開催されたアメリカロマンス作家協会での講演テープは、協会史上まれにみる売り上げを記録したほど。
都会的なラブストーリーを得意とするジョーのお気に入りの場所は、ニューヨーク。ロマンティックでスリルに満ちていて、街のいたるところにロマンスの可能性が秘められており、小説の舞台にぴったりだという。とはいえ大都会だけでなく、テキサスの田園地方も気に入っている。