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キャシー・ウィリアムズCathy Williams

キャシー・ウィリアムズ

ハーレクイン・ロマンスで活躍する作家。ホットな作風に長年のファンも多い。 西インド諸島に生まれ、ミルズ&ブーン ロマンス(イギリス版ハーレクイン・ロマンス)を執筆して11年。キャシーは「粘り強さ」を強く信じている。(大昔に学校で書いた作文を除いて)ものを書いたことなどなく、まったくのゼロからスタートした彼女だが、いまや、この最高に素晴らしい仕事をするという夢を実現した。作家志望の人には「信念をもってやり遂げて」とエールを送る。 夫と3人の娘――シャーロット、オリビア、エマ――とともに、イングランドはウォリックシャー州の美しい田園地帯に住む。執筆時以外は、数限りない家事の合間にちょっとした自由時間を見つけるのに精一杯。さらには、娘たちのいつ終わるとも知れない「社交」のために、クルマでの送り迎えも。 キャシーにインスピレーションを与えてくれるのは、暑くけだるい熱帯の島トリニダード(彼女の生まれ故郷)、イングランド中部にあるのどかな田園地帯、そしてもちろん多くの友人たち。彼女たちはプロットのヒントを与えてくれるうえ、ことロマンスのヒーローとなると饒舌に。彼女らの不平から察するに、背が高く黒髪でカリスマ的な男性など、めったにいないらしい。 キャシーの願い、それはロマンス小説を書き続け、誰もが求めているはずの愛の物語をいつまでも提供すること。 ●インタビュー● ◆書くこと、読むことについて…… Q.作家であることの魅力は? A.自由。そして、わくわくするようなファンタジーをたくさん書けること。 Q.小説を書くときにお気に入りの舞台や設定は? それはなぜ? A.とくにありません。さまざまな舞台設定を心がけています。いろいろあってこそ人生はおもしろいわけですから! Q.お気に入りの自作は? A.『天使のもう一つの顔』(I-1454) Q.最近のハーレクイン社シリーズロマンス、MIRA BOOKSで自作以外のお気に入りは? A.『過去からの誘惑者』(R-1629)(キャロル・モーティマー) Q.愛読書は? A.『オウエンのために祈りを』(ジョン・アーヴィング) 『さゆり』(アーサー・ゴールデン) 『ライ麦畑でつかまえて』(J・D・サリンジャー) 『ジェーン・エア』(シャーロット・ブロンテ) Q.これから作家になろうという人にアドバイスを。 A.粘り強く! 夢はきっとかないます。 ◆ロマンスについて…… Q.最高にロマンティックな食事とは? A.ベッドでとる朝食。外は雪が降りしきり、暖炉には本物の火が燃えて。 Q.好きなロマンス映画は? A.『風と共に去りぬ』 Q.好きなロマンス音楽は? A.『レッツ・ゲット・イット・オン』(マーヴィン・ゲイ) Q.これまでにしてもらったこと、もらったプレゼントで最もロマンティックだったのは? A.車(夢のなかで)。現実では、夫が私の誕生日に料理をつくってくれたこと。彼は料理が嫌いなのに。 Q.二人のあいだに愛情を保つ秘訣は? A.笑い。 Q.読者がロマンティックに暮らすためのアドバイスを。 A.相手の存在をおろそかにしないこと。 Q.これまでで最もロマンティックだった場所は? A.故郷のトリニダード島。北側にある海辺の家で、激しい波の音を聞きながらまどろんだとき。 ◆自分自身について…… Q.書くこと以外に欲しい才能は? A.絵の才能。数学の才能も。 Q.尊敬する人は? それはなぜ? A.母です。ユーモアがあって、本当に才気あふれる人。 Q.お守りや信じている迷信は? A.木をたたくことでしょうか。(訳注:魔よけのおまじないの一種) Q.「大好きなこと」をひとつ教えてください。 A.おもしろい本、紅茶、それに大きめに切ったチーズケーキを持って、夜8時半にベッドに入ること。 Q.男性に求める資質は? A.人を敬うこと。 Q.ずっとやりたいのに、やってみる勇気がないことは? A.スカイダイビング。 Q.作家でなければ何をしていましたか? A.作家の卵。 Q.座右の銘は? それは誰の言葉ですか? A.「すべての人に物語がある」。誰の言葉かは忘れました。

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