「ひきこまり吸血姫の悶々」シリーズ
ひきこまり吸血姫の悶々5
- 小林湖底
- レーベル:GA文庫
「たとえ世界がひっくり返っても私は引きこもる!!!」
第11回GA文庫大賞《優秀賞》
自己評価↓最低 他者評価↑最高 ダメダメ美少女が大勝利!
相変わらずひきこもれない日々を送るコマリ。
そんなある日、ムルナイトの宮殿に一人の少女がやってくる。
教皇ユリウス6世――六国に強い影響力を持つ神聖教の最高指導者だった!
重要な賓客が訪問してきたにもかかわらず、なぜかムルナイト皇帝は行方がわからず、
急場しのぎで七紅天大将軍たるコマリが接見することになったのだが……。
今度は世界そのものを揺るがす大騒動に!?
ひきこもりたいのに、ひきこもれない。
コマリの明日はどっちだ!?
激動の第5巻!!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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(C) Kobayashi Kotei / SB Creative Corp.
価格:770円
出版日:2021/05/12
出版日:2021/05/12
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- ひきこまり吸血姫の悶々
- 「……ふぇ? な、なに?」 引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、 なんと帝国の将軍に大抜擢されていた! しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。 名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで 「運動神経ダメ」 「背が小さい」 「魔法が使えない」 と三拍子そろったコマリ。 途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。 「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」 はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー! 引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!? ※電子版は紙書籍…
- ひきこまり吸血姫の悶々2
- ヴィル 「コマリ様、七紅天闘争の始まりです」 コマリ 「始まらなくていいよっ!」 ―――――――――――――――――― 「ごめん。お前、誰だっけ?」 コマリが意図せず煽ってしまったのは 七紅天大将軍の一人、フレーテ・マスカレール。 これがきっかけで事態はどんどんエスカレートし、 ついに将軍同士が覇を競う「七紅天闘争」にまで大発展してしまう! 敵となる将軍どもは手ごわいヤツばかり……かと思いきや、 コマリは新たに七紅天となった少女、サクナと打ち解ける。 文学趣味で、コマリのことを「姉」と慕うサクナは、 コマリ以上に内気で気弱な子だった。 一方その頃、宮廷内では要人暗殺が横行。 さらにはヴィルがサクナに微嫉妬したりと、 コ…
- ひきこまり吸血姫の悶々3
- 青い空。白い雲。 ようやく得られた休暇で海辺のリゾートを満喫するコマリ。 そんな吸血姫の前に一人の少女が現れる。 「一緒に世界を征服しない?」 剣の国の将軍ネリアから、とんでもないお誘いを受けてしまった! その一方で別の国家、天照楽土からも外交使節が来訪。 「一緒に世界を平和にしませんか?」 東国の最強将軍と噂される和風少女カルラは、まったく逆の提案を投げかけてくるのだった。 各国の思惑は錯綜し、やがて世界を巻き込む大戦争へと発展! 夏休みから急転直下、戦局の鍵を握る立場となってしまったコマリ。 ひきこまり将軍が新たな時代を切り開く!? ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご…
- ひきこまり吸血姫の悶々4
- 六国全土を巻き込んだ「六国大戦」も終結し、 コマリは平穏な時を取り戻す……ことはなかった! 六国大戦で盟友となった 天照楽土のアマツ・カルラに招待されて、 外交使節として遙か東方に赴くことに。 そこで待ち受けていたのは、予想もしない大事件だった! ひきこまり美少女が遙か遠くの国で大活躍!? ひきこもりたいのに、ひきこもれない。 コマリの明日はどっちだ!? 待望の第4巻!! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
- ひきこまり吸血姫の悶々5
- 相変わらずひきこもれない日々を送るコマリ。 そんなある日、ムルナイトの宮殿に一人の少女がやってくる。 教皇ユリウス6世――六国に強い影響力を持つ神聖教の最高指導者だった! 重要な賓客が訪問してきたにもかかわらず、なぜかムルナイト皇帝は行方がわからず、 急場しのぎで七紅天大将軍たるコマリが接見することになったのだが……。 今度は世界そのものを揺るがす大騒動に!? ひきこもりたいのに、ひきこもれない。 コマリの明日はどっちだ!? 激動の第5巻!! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
- ひきこまり吸血姫の悶々6
- 「本日付で着任したエステル・クレール少尉であります!」 コマリ隊に配属された新人は、軍学校でSS級の成績を収めた優等生。 常識外れの荒くれ隊員に振り回され……るかと思いきや、 彼女もまた常識の枠に収まらない人材だった。 そんな新戦力を得て、慌ただしい日々を送るコマリだったが、 つかの間の休暇を得て、偶然にもエステルの故郷の温泉リゾートへ赴くことに。 じつは、その裏ではコマリが知らない極秘計画が着々と進行していた……。 上空に出現する「蜃気楼の街」に、暗躍する「影」。 再結集するネリアやカルラら仲間たち。発生する連続殺人! 次々と降りかかる未曾有の出来事に、コマリが立ち向かう! ※電子版は紙書籍版と一…
- ひきこまり吸血姫の悶々7
- コマリ結婚!? 囚われの姫を救うため夭仙郷にコマリ立つ! 長き歴史を誇る国「夭仙郷」。 だが、その皇帝は気力を失い、 丞相の専横によって王権は衰え、 姫であるアイラン・リンズは 丞相と結婚させられることが決まっていた。 このままでは国が丞相に乗っ取られてしまう。 追い詰められたリンズは、コマリに助けを求めるのだった。 「結婚してほしいの」 「はぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」 丞相と対決してコマリが花嫁を奪い、結婚を阻止してほしいというのだ。 ほかに頼るべき味方のいないリンズを救うため、 コマリは夭仙郷へと乗り込んでいく。 だが、丞相の専横の裏では、さらに恐るべき陰謀が進行していた……。 国を、姫…
- ひきこまり吸血姫の悶々8
- 「ここどこ?」 コマリが目を覚ますと、そこはいつものように戦場……ですらなく、 さらにとんでもない場所──「常世」だった。 コマリとともに常世に飛ばされてしまったヴィル、ネリア、エステル。 4人はコマリを中心とした傭兵団「コマリ倶楽部」を結成して未知の世界を旅して巡る。 そして出会った一人の少女。 「ヴィルヘイズ……?」 その少女コレットは、ヴィルのことを知っているという。 別世界であるはずの常世に、なぜヴィルのことを知る人物が? 元の世界に戻る方法は? 新たな世界「常世」の謎にコマリたちが挑む! 新たな世界でもコマリが大活躍!? 待望のシリーズ第8弾! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、…
- ひきこまり吸血姫の悶々9
- コマリが目覚めると、目の前にいたのはスピカだった。 「一緒に星砦を蹴散らすわよ!」 いきなりとんでもないことを言い出すスピカ。 不倶戴天の敵からの意外な提案に戸惑うコマリだったが、 星砦の野望を打ち砕くべく共闘を決意する。 コマリと逆さ月の面々が目指すのは、鉱山都市ネオプラス。 そこは稀少鉱石が発掘され、一攫千金を狙う輩で賑わっていたが、 その陰で星砦が暗躍しているというのだ。 発掘される魔力を秘めたマンダラ鉱石に、人々を襲う不気味な「匪獣」。 そして世界を破滅に導かんと陰謀を張り巡らせる「星砦」。 コマリとスピカの共闘のゆくえは――!? ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじ…
- ひきこまり吸血姫の悶々10
- 常世の混乱を収拾する―― 大きな目標で合致したコマリは、スピカとともに旅立つ。 一方その頃、常世の各地にいる仲間たちも コマリを助けるべく行動を起こそうとしていた。 だが、そんなコマリたちの前に立ちはだかったのは、謎めいた存在。 「スピカ・ラ・ジェミニとテラコマリ・ガンデスブラッドを処分する」 みずからを「愚者」と名乗るその人物は、 六百年前にスピカの理想を打ち砕いた因縁の相手だった。 常世にも存在するという六つの魔核、 六百年前に別れたスピカの親友、 そして世界の中心に立つ「神殺しの塔」―― 常世の運命を賭け、コマリの戦いが、いま始まる! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめ…
- ひきこまり吸血姫の悶々11
- 無事にムルナイト帝国に帰還したコマリたち。 皆それぞれの日常へと戻っていったかに見えた…… が、平穏な日々はやってこなかった! コマリを待っていたのは、七紅天(しちぐてん)の職務である「戦争」。 働きたくないと嘆くコマリだったが、そんなコマリを狙うライバルが。 ラペリコ王国の四聖獣にして六戦姫(ろくせんき)、 リオーナから挑戦状が叩きつけられたのだった。 強敵との戦争に加えて、 コマリには夭仙郷(ようせんきょう)の皇帝としての仕事も降りかかる。 さらには常世(とこよ)から教皇クレメソス504世が来訪するなど、 今日もコマリの周辺は大賑わい。 そんな折、帝都では人々が忽然と消える事件が発生。 その影…
- ひきこまり吸血姫の悶々12
- 「七紅天会議を招集する!」 ムルナイト帝都に現れた新たな脅威「愚者」。 その愚者たちに対抗すべく、 七紅天大将軍が一堂に会する……はずだったが、 その場に七紅天大将軍であるはずの ミリセント・ブルーナイトの姿は無かった。 こうした動きに呼応するかのように「愚者」たちも集結。 七紅天と帝都来訪中のズタズタスキーが これを迎え撃ち、帝国vs.愚者の戦いが幕を開けた。 そんな中、コマリはある人物から呼び出しを受ける。 ――ミリセント・ブルーナイト 突如として姿を消した彼女は何を思い、何を語るのか。 争乱の帝都を舞台に、 二人の吸血鬼の邂逅が、世界を変える――!! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますの…
- 最新巻 ひきこまり吸血姫の悶々13
- ある日、コマリの元に届いた手紙。 そこにはこう書かれてあった。 「白極連邦統括府へ来い!」 差出人はプロヘリヤ・ズタズタスキー。 どうやら何か思惑があってのことらしい。 聞けばアイラン・リンズにも同じような手紙が届いたという。 ときは夏まっさかり。 白極連邦といえば寒冷な土地で 「避暑地として楽しめるかも」というヴィルの進言とは裏腹に、 盛夏の白極連邦は……猛烈な吹雪に見舞われていた! 季節外れの猛吹雪に、更迭された書記長、 そして集められた六戦姫。 革命を達成し、新たな世界秩序を模索する プロヘリヤ・ズタズタスキーは高らかに宣言するのだった。 「これより白銀革命を完遂する!」 ※電子版は紙書籍版と一…