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ジーナ・ウィルキンズ (Gina Wilkins)
シルエット・スペシャル・エディションで活躍する作家。読み終わったあともほのぼのとしたハッピーな気分になれるストーリーを数多く発表している。脇役も含めた登場人物の心理をしっかりと描き、ファンも多い。
ベストセラー作家で受賞歴も多いジーナ・ウィルキンズは、ハーレクイン&シルエット・シリーズで50冊以上を発表。彼女の小説は20の言語に翻訳され、100カ国以上で出版されている。
生まれてこのかたアーカンソー州中部に暮らすジーナのハーレクイン社からのデビューは1987年。それ以降、コンスタントに書き続けている。ウォールデンブックス、B・ダルトン、「USAトゥデー」のベストセラー・リストにも登場。マギー賞を4回、他にも「ロマンティック・タイムズ」誌からいくつかの賞を受けている。
ジーナ・ウィルキンズは、アメリカ・ロマンス作家協会の一員。また、人気小説を何冊も発表した作家の組織であるNovelists, Inc.にも所属している。作家や市民の会合で話をする機会も多いが、とくに好きなのは学校での講演。そこで強調するのは、基本的な読み書き能力、目標設定、モチベーション。ロマンス小説で成功できたのは、長く幸せな結婚生活、それに3人の「特別な」子どもたちのおかげだという。
●インタビュー●
◆書くこと、読むことについて……
Q.作家であることの魅力は?
A.頭のなかで物語を組み立てること、その物語を楽しんだという読者の声を聞くこと。私自身がこれまでに多くの本を楽しんだように。
Q.嫌なことは?
A.もちろん締め切り!
Q.小説を書くときにお気に入りの舞台や設定は? それはなぜ?
A.アメリカ南部です。私が生まれ育ったところ、いちばんくつろげる故郷だから。
Q.最もお気に入りの自作は?
A.執筆中の作品がいつも私のお気に入りです。
Q.最近のハーレクイン社シリーズロマンス、MIRA BOOKSで自作以外のお気に入りは?
A.多すぎてひとつには絞れません。よく書けているロマンスはすべて好きです。
Q.愛読書は?
A.難しいですね。愛読書の棚はいっぱいで、そのどれもが好きだから。あえて挙げるなら、『ウォッチャーズ』(ディーン・クーンツ)、アン・スチュアート、それにジェイン・A・クレンツとノーラ・ロバーツなら何でも。
Q.これから作家になろうという人に具体的アドバイスを。
A.自分が書くものを愛すること。お金のためではなく、誰かの真似事ではなく、流行を追うのでもなく。心の底から湧き出るものを書いてください。
◆ロマンスについて……
Q.最高にロマンティックな食事とは?
A.まれに夫と二人きりの夜があると、たいていはお気に入りのイタリアン・レストランへ行きます。二人ともイタリア料理が大好きなんです。
Q.好きな映画は?
A.『レディホーク』。最もパワフルなロマンス作品のひとつ。
Q.好きなラブソングは?
A.いわば「恋に破れた荒くれ者」のバラードが好き。ソーヤー・ブラウン、ティム・マグロー、クリント・ブラックなど……。
Q.これまでにしてもらったこと、もらったプレゼントで最も特別だったのは?
A.初めての本を執筆中、夫が大工道具を買おうとためていたお金で、新しいタイプライターを買ってくれました。1年以上もためていたのに。これほど私の夢を応援してくれた出来事はありません。
Q.二人のあいだに愛情を保つ秘訣は?
A.夫と私は親友です。それはとてもロマンティックなことだと思います。(結婚したのは1977年2月4日ですよ!)
Q.これまでで最もロマンティックだった場所は?
A.サンフランシスコ。
◆自分自身について……
Q.書くこと以外に欲しい才能は?
A.ダンスができたらと思うのですが、残念ながらとても不器用で! フィギュアスケートの優雅さにもあこがれます。
Q.尊敬する人は? それはなぜ?
A.勝算の有無に関係なく夢を追いかけている人。たとえ果たせなくてもいい。言い訳をせず、けっしてあきらめなければ、奇跡は起こります!
Q.お守りや信じている迷信は?
A.25年間、蹄鉄形のお守りを財布に入れています。当時はボーイフレンドだった夫がパーティーのゲームでとってくれたもので、それ以来大切にしています。
Q.「大好きなもの」をひとつ教えてください。
A.アイスクリーム。
Q.男性に求める資質は?
A.誠実さ。
Q.ずっとやりたいのに、やってみる勇気がないことは?
A.人前で歌うこと。(歌ったことがないから、みんな感謝しているはず!)
Q.作家でなければ何をしていましたか?
A.考えられません。小さな頃からずっとやりたかったことですから。
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