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リアン・バンクスLeanne Banks

リアン・バンクス

明るく情熱的な作風で大人気のリアン・バンクスはシルエット・シリーズを代表する作家の一人。1996年9月に「時には危険な恋のように」(N-642)で日本デビューを果たした。競争の激しいアメリカのロマンス小説界で売上げナンバーワンを誇る彼女は数々の賞を受賞した経歴の持ち主。どの作品にも個性豊かな登場人物、ユーモア、セクシーなラブシーンと、読者を惹きつけてやまない多くの要素が含まれており、リアンの作家としての才能をうかがいしることができる。また、ストーリー作りの上では舞台となるロケーションを重視し、とりわけバージニアやノースカロライナ、テネシーなどの小さな町を好んで描く。小さな町こそ独特な魅力にあふれているというのが持論で、彼女の作品にはそうした町の個性的な住人たちが息づいている。 読者からの手紙を励みに執筆活動に取り組むリアンだが、特に心に残っているのは、深刻な健康問題を抱えた女性から寄せられた一通のファンレター。“あなたの作品は世界中のどんな薬よりも効果があります。陳腐に聞こえるかもしれませんが、私はあなたの描くヒーローのおかげで人生はすばらしいと思えるのです”リアンはロマンス小説の読者は、愛とは偉大な奇跡であるということを知っている点で世界一すてきな読者だと語る。 現在、生まれ故郷のバージニアに居を構え、夫と息子、娘と四人で暮らす。好きなものはチョコレート、音楽鑑賞、警句を引用すること、未知の世界への冒険とさまざまだ。最近の彼女の冒険はカリブ海でのシュノーケリングや象の背に揺られての散策。そして目下継続中にして最大の冒険は、二人の子供の子育てだという。男性には誠実さを求めるというリアンが最愛の夫と仲むつまじくいられる秘訣は“相手のすべてを知っているなどと思わず、常にパートナーに関心を抱き続ける”こと。さらに、好きな映画は「美女と野獣」と語る根っからのロマンティストである。

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