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メリッサ・マクローン (Melissa McClone)
シルエット・ロマンスで活躍する人気作家。2000年7月のデビュー以来、その心あたたまる作風と巧みなプロットでファンを着実に増やしている。
幼いころからおとぎばなしとハッピーエンドストーリーが大好きだったが、ロマンス小説は高校の最終学年になるまで読んだことがなかった。そのあとスタンフォード大学で機械工学の学位をとり、卒業後はジェットエンジンの性能調査会社で働いていたものの、ロマンス小説への思いは日増しに強くなるばかりだった。ある日、メリッサは自分でもラブストーリーを書いてみようと思い立つ。当時、彼女は昼間はエンジニアとして働き、夜はMBA取得のため学校に通っていた。執筆に集中するために休学したが、ほどなく原稿を書き、出版できるようなものに仕上げるのは時間がかかると気づく。案の定、ランチタイムや仕事のあとの数時間だけでは足りなくなり、夫の理解と協力もあって仕事を辞め、フルタイムの作家業に専念。この決断が吉と出て、退職後最初に書き上げた作品がめでたくハーレクイン社から出版されることになった。以後は、順調に作品を発表しつづけている。
ロマンス小説家としての目標は“読んでいるときに読者が微笑むことができるような、そして読み終わったときにほのぼのとしたあたたかい気持ちになるような”作品を“斬新な手法でつむぎだす”こと。いいアイディアが浮かばず、苦しむときもあるが、想像上の人物に命を吹き込めるのが創作の醍醐味と語る。
好きな作家はジェーン・オースティンやスティーヴン・キング、ノーラ・ロバーツ。なかでもノーラ・ロバーツは、才能にあふれたすばらしい作家として尊敬している。
趣味は読書、ガーデニング、裁縫、そしてスクラップブックを作ること。現在は夫と娘、息子とともにオレゴン州オスウィーゴ湖近くに住む。1939年に建てられた古いコテージに手を入れたり、内装を変えたりして楽しみながら暮らしている。