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リンゼイ・マッケンナLindsay McKenna

リンゼイ・マッケンナ

13歳のときに自分の将来はロマンス作家だとひらめき、すぐに物語を書き始める。そのとき題材にしたのは第二次世界大戦。35歳でデビューし、軍隊ものの『ペルセウス』シリーズでその人気を不動のものとした。 9歳のころから軍用機に夢中の、ちょっと変わった女の子だったリンゼイは、12歳で模型飛行機を作るようになり、17歳で操縦を習いはじめ、18歳で海軍に入隊。機械操作の試験では、海軍婦人予備部隊が結成されて以来、最高の成績をおさめたという。だが、そのころ女性には機械部門はまだ開かれていなかったので、気象学者として籍をおいた。それ以外にもリンゼイは、ボランティアで消防士をしていたことがある。20人いる消防隊員のうち、女性は彼女一人だった。そんな経験から、男性にできることはすべて女性にもできると信じ、体力よりも大切なのは自分の持つ直観や感受性だと彼女は語る。 リンゼイは作家以外にも、救急救命士、ホメオパシー治療士など、さまざまな顔を持つ。イースタン・チェロキーの呪医の家系の出身で、ウルフ・クランに属しているという彼女は、どんなに不思議で神秘的な出来事も自分にとっては現実の一部だという。フラワーとジェムのエッセンス(植物のもつヒーリングのエネルギー)の研究の先駆者としても活躍し、1996年にはフラワー・エッセンスについてのウェブサイトも開設した。(www.medicinegarden.com) 愛に関する書物は世界で一番効果的な癒しの力を持っているというリンゼイがもっとも気に入っている自分の作品は、1983年に書いた初めての軍隊もの。ハーレクインのほかの作家で個人的に気に入っているのは、ヒストリカルのニーナ・ボウモント。登場人物に厚みがあり、内容の深さにも、ラブシーンの熱さにも感嘆しているという。 現在、アリゾナ州のセドナ郊外で、夫のデイビッド、母親のルースとともに暮らす。

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