ヴァルキリーワークス
「それじゃ――キス、しましょうか」 理樹が出会ったのは一人の戦乙女(ヴァルキリー)だった。神界より「神威の回収」のためやってきた彼女は、一生懸命だがどうにも不器用で……。『這いよれ!ニャル子さん』の著者が新たに紡ぐ、残念系駄目ヴァルキリーと少年の、出会いと戦いの物語。
「それじゃ――キス、しましょうか」 「いきなりですか!?」 驚愕に目を見開くフェルスズ。「フェル子さん一人であのでかいのに勝てます?」 「それは、その……か、勝てますとも!」 「本当に?」 「……多分」 「本当に?」 「……」 理樹が迷い込んだのは色彩を失った世界。そこに一人、色を纏う少女の存在があった。彼女の名はフェルスズ――「戦乙女」なのだという。彼女との出会いで、理樹の平穏な日常は崩壊し、知られざるこの世の真実に触れることとなる。「舌入れていいですか?」 「駄目ですっ!」 ――そして。はじめての、がったい。 駄ルキリーと少年が織り成すアクション×ラブコメディが開幕! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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出版日:2013/04/12
「ヴァルキリーワークス」シリーズ
- ヴァルキリーワークス2
- 神威を回収する理樹とフェル子に新たな敵!? 「ああ……グラムかっこいいなぁ……欲しいなぁ……敵をぷすってしたいなぁ……きっと血と汗と涙を垂れ流しながら無様にのたうち回るんだろうなぁ……」「リキぃ! あ…
- ヴァルキリーワークス3
- 二人で一人のヴァルキリー第三弾! 理樹の下へまた一人、戦乙女がやって来た。それは≪白き駿馬≫ロスヴァイセ。そんな同居にフェルスズが面白いはずもなく……。大好評! 二人で一人のヴァルキリーアクショ…
- ヴァルキリーワークス4
- ラブラブ駄ルキリーワークス第4弾! 「わたしは別に、リキの赤ちゃんなんて……赤ちゃん……リキの……」 自分で言って想像してしまったのか、フェルスズは真っ赤になってしまう。理樹とゆかいな仲間達の日常は…