日本人が知らない近現代史の虚妄
インテリジェンスで読み解く第二次世界大戦
日米の研究者が隠蔽した日本最大の危機とは
教科書に書かれた日米戦争は、虚構である。本書では、「最後通牒となったハル・ノート」「真珠湾攻撃」「ソ連の対日参戦」など、第二次世界大戦前後における歴史上の重要トピックを年代順に取り上げ、それを『教科書に書かれた通説』と『真実の歴史』と対比させて見せていく。
歴史がいかに捻じ曲げられてきたか。「インテリジェンス戦争」で敗北した日本。その歴史の真実を明らかにする。
はじめに
第一章 冷戦終結と共に始まったヨーロッパの近現代史見直し
第二章 独ソの戦争責任追及から始まった東欧「民主」革命
第三章 ソ連と共産主義の責任を追及する欧州議会
第四章 「強い日本派」と「弱い日本派」
第五章 東京裁判は間違いだった?
第六章 ヴェノナ文書と米国共産党調書
第七章 変わりゆく「リメンバー・パールハーバー」
第八章 敗戦後の日本の命運は誰が決めたのか
おわりに──頼りになる同盟国になれば近現代史の評価も変わってくる
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(C) Michio Ezaki 2021
出版日:2021/12/06