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バーバラ・マコーリィ (Barbara McCauley)
おもにシルエット・ディザイアを中心に作品を発表し、北米大手書店のウォールデン・ロマンス・ベストセラーリストにたびたび登場する作家。これまでにも六度RITA賞の候補に残り、ロマンティックタイムズ誌の賞を何度も受賞した実力の持ち主。情熱的なラブシーンと登場人物の巧みな心理描写には定評があり、とりわけミニシリーズ『秘められた思い』は人気が高い。
南カリフォルニアに生まれ育ったバーバラは5人きょうだいの末っ子で、早くに空想と読書のすばらしさを知った。1991年にデビューして以来数多くの作品を発表した今も、ロマンス小説の熱心な読者で時間の許すかぎり読みふけっている。
自分の作品はすべて気に入っているが、特に思い入れが強いのは「スウィート・リベンジ」(初版2000年7月刊D-849・再版2004年8月刊P- 228)。ミニシリーズ『秘められた思い』の第一話にあたり、ヒーローとヒロインには特別な絆を感じるという。
現在も南カリフォルニアで愛する夫と二人の子どもたちとともに暮らしている。趣味は料理とガーデニング。バーバラいわく、“お料理は大好き。でも締め切りが迫ると簡単レシピとテイクアウトの食べ物が必需品です” デビュー当時は執筆にタイプライターを使っていたが、今はコンピューターを駆使し、みずからのホームページも持つ。自宅の庭の写真を公開したり、読者とのコミュニケーションの場として活用したりと重宝していると語る。妻そして母としての役割に加え、執筆に追われる忙しい毎日だが、アメリカロマンス作家協会のオレンジ郡副支部長も務めている。
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