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ルース・ランガン (Ruth Langan)
恋人や家族の絆の大切さを訴える心あたたまる作品にファンも多い。登場人物の心理を巧みに描写し、読む人の共感を誘う作風には作者自身のあたたかい人柄が反映されている。シルエット・ラブストリーム、ハーレクイン・ヒストリカルで活躍中。
ハイスクールで学校新聞の記者、卒業アルバムの編集者を務めた優等生ルースは、大学の奨学金を支給される。彼女はそこで国語(文学?)の学位をとろうと考えていた。
しかし、経済的な理由から計画変更を余儀なくされ、ある大手企業の副社長秘書となる。
その後、幼なじみのトムと結婚して5人の子どもに恵まれる。一家そろって旅行好きでスポーツにも目がないため、みんなでボウリング、ゴルフ、スキー、水泳を楽しむ。ルースは気分転換のために夫とともに毎日ジョギングをするという。
ルースの作家としての出発点は、自分自身に特別なバースデープレゼントをした時にさかのぼる。そのプレゼントとは、「書く」ために確保した1日1時間という時間。ほどなく作家としてデビューを果たす。
「作家にとって一番のやりがいは、『いい本だったわ』と読者に言ってもらうこと。そのひとことで何時間もの執筆活動が報われます」とルースは言う。
アメリカロマンス作家協会デトロイト支部の創立メンバーの一人で、かつて同支部の会計担当を務めた。またアメリカロマンス作家協会、デトロイト女性作家協会創立会員でもある。
映画の脚本も4本共同執筆している。1本は現代もの、残る3本は歴史もの。そのほか児童書も手がけており、イラストは息子の妻が担当している。
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