「戦塵外史」シリーズ
戦塵外史 野を馳せる風のごとく
戦乱ファンタジーの金字塔ついに復活!
国がひとつ、死に瀕していた。「面白かったな」というのが、国の最高権力者アバール大公の感想である。無骨な漢達がしのぎを削る! 戦塵外史シリーズ第一弾! 「どけえいっ」 一陣の風のごとく戦場を駆け抜ける赤毛の巨馬。騎乗する男が振るうのは、一スタルト(約三・六メートル)はあろうかという“削り出し”の大槍だ。それに触れた五人の兵士の首が一度に飛ぶ。人間業ではない。彼の名はダリウス。今は亡きアバール大公国の世継ぎである。その肉体も、精神も、強さも、全てが桁外れの男である。「兵を挙げて頂きたく存じます」 彼の内縁の妻アスティアが連れてきたのは、亡国の皇女フィアナだった。生ぬるい平和に退屈していたダリウスは即決した。たった五人で一国を奪う……。こんな愉快な話が他にあるだろうか。「ひとつ派手にやろうじゃないか!」
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(C) Isamu Hanada / SB Creative Corp.
価格:649円
出版日:2006/10/11
出版日:2006/10/11
「戦塵外史」シリーズ
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- 悲哀に満ちた微笑を浮かべて、男はそう言った。「この人は、この大地で独りきりで生きている」 女の胸に言いしれぬ寂しさが満ちていった……。 ゼニツア王国の密偵・ディーク。かたや大陸一の美貌を誇る、遊…
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- 男は樵であった。戦へとかり出され、籠城戦で戦った。ただただ、生きて帰りたい、それだけを願い、戦う漢の生き様とは。 戦場に、夜の街に、そこかしこでわき出る名もなき人々に焦点を当てた珠玉の短編集…
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