神曲奏界ポリフォニカ ふゅーじてぃぶ・ぶるう
「おいルーファ、もう食い物なかったか」 「冷蔵庫も米びつも空です……。一握りの塩しかありません……。最後に食べたパンは三日前……カビ生えてましたけど……」 「あれはうまかったな……。最後のパンだと思えばなおさらだ。カビもペニシリンだと思えば健康にいい」
今日も今日とて貧乏暮らしのクルナとルーファ。いよいよ当たり屋でもやるしかないか! と腹をくくりかけた二人のもとに舞い込んだ依頼。「駆け落ちした精霊と神曲楽士を探してほしい」 リグルスを通して、クルナが受けたタイラニ家からの依頼は一風変わったものだった。早速彼は勝手に作ったチーム・クルナのメンバー(ハイディ、ササヤ、ルーファ)を招集して情報収集にあたる。いつもより少し真面目なクルナに違和感を覚えるルーファだったが、その裏には彼自身にも深い関わりを持った“ある事件”が関係していた……。 神曲を「観る」ことができる謎の精霊・エステルも登場し、事態は思わぬ方向へ展開していくことになるだのが……!? ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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(C) Toshihiko Tsukiji / (C) Ichiro Sakaki / SB Creative Corp.
出版日:2007/06/13
「神曲奏界ポリフォニカ ぶるう」シリーズ
- 神曲奏界ポリフォニカ こんふゅーじょん・ぶるう
- 怒涛のぶるう第3弾! 「もっと真面目に、生きるときが来たのかもしれないな……」 そんなクルナの呟きに、ルーファは驚愕を隠せない。……が。 「念のために訊きますけど、クルナ様の真面目ってどういうこと…
- 神曲奏界ポリフォニカ えきさいと・ぶるう
- ふにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ! あいつら神曲楽士とかいって偉そうに、得体の知れない音楽をぴーひゃらぴーひゃら、うるさくてかなわない。私たちはチンドン屋に飼われているようなものよ。いいこ…