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図説・戦う城の科学
古代山城から近世城郭まで軍事要塞たる城の構造と攻防のすべて
戦乱の世を制した城の底力を知る
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
戦乱の時代、城は戦いのためにつくられた軍事施設でした。いかに守りやすく、攻めにくい城をつくるかが問われ、技術の粋が集められ、やがて難攻不落と呼ばれる城が登場しました。
本書は、要塞としての城の構造が攻防戦によっていかに改良されてきたかを、時代を追いかけながら解説しています。全国に残る城の違いを知るだけで、わが国の歴史の一部にふれることができ、ますます城が好きになります!
第1章「城の変遷」では、城の誕生から終焉(★しゅうえん)までを時代ごとの出来事を追いながらたどります。
第2章「城をめぐる戦い」では、城が変わる大きな要因である、城を舞台にした戦いの歴史をたどり、戦いに備えて城がどう改良されていったかに迫ります。
第3章の「城の構造と基礎知識」は、城を深く知る第一歩となる基本的な構造や専門用語を、図解を交えてていねいに解説していきます。
第4章「戦う城の特徴」では、第1~3章の内容を踏まえたうえで訪れたい全国の19城を、ポイントとともに紹介します。
本書の特徴
(1)広島大学三浦研究室の協力を得て、安土城、名古屋城創建時、豊臣大阪城、江戸城天守の復元データを掲載
(2)同、安土城の3D CGからその威容を目で確認できる
(3)一般新書としては豊富なカラー写真+イラストで、城の機能や装備などが見てわかる
第1章 城の変遷
1‐1 城のはじまり 弥生時代の環濠集落
1‐2 飛鳥時代の古代山城 朝鮮式山城と神籠石系山城
1‐3 東北支配の柵、武士の方形居館
1‐4 山城の発展と守護所の城郭化
ほか
第2章 城をめぐる戦い
2‐1 奥州合戦と防塁
2‐2 わが国最初の城塞都市・鎌倉
2‐3 蒙古襲来と元寇防塁
2‐4 籠城戦が誕生した南北朝時代
ほか
第3章 城の構造と基礎知識
3‐1 城の設計「縄張」とその種類
3‐2 城からの眺望がよい理由
3‐3 城に見られる地域性
3‐4 繰り返される城の変遷
ほか
第4章 戦う城の特徴
4‐1 五稜郭 幕末に築かれた星型の要塞
4‐2 会津若松城 籠城戦も経験した東北初の近世城郭
4‐3 小田原城 中世最大の総構が残る北条氏の本城
ほか
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(C) 萩原さちこ 2015
ページ数:224ページ
出版日:2015/04/15