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僕らのAI論
9名の識者が語る人工知能と「こころ」
各界の第一人者が人工知能の今と未来を語る
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
AIの「こころ」をテーマに、各界の第一人者が人工知能の今と未来について論じる一冊。
「AIに心は宿るのか?」
「そもそも、心とは何なのか?」
「AIが心を持ったとき、世界はどう変わるのか?」
など、私たちが普段感じている素朴な疑問について掘り下げながら、AIの未来像に迫ります。
一般的にAIの本は、AIの専門家によって書かれた本が多いのですが、AIのこころをテーマにした本書では、人とのコミュニケーション、言葉によるコミュニケーションを扱うことになるため、心の専門家の方や言葉の専門家の方にも話をうかがいました。
AI研究だけでなく、いろいろな角度からAIとこころの関係を見ることで、ロボットとAIの今までにないシルエットが見えてくるのではないかと思います。
まえがき
第1章 AIがヒトになる日[松原 仁]
前説[森川幸人]
人工知能の定義が昔と今では異なる
なぜ人間型ロボットなのか
第2章 人工知能は言葉を話せるか[一倉 宏]
前説[森川幸人]
AIが作るコピーは人の心に刺さるか
第3章 AIでゲームは強くなるのか[伊藤毅志]
前説[森川幸人]
将棋の肝は「読み」と「大局観」
第4章 AIは人間を説得できるのか[鳥海不二夫]
前説[森川幸人]
CEDEC 2015で始まった人狼知能大会
第5章 ゲームから現実へ放たれる人工知能[三宅陽一郎]
前説[森川幸人]
プレイヤーをおもてなしする、ゲームAIとは何か?
第6章 AIは道具であってほしい[糸井重里]
前説[森川幸人]
手編みのセーターが価値をもつのはなぜか?
第7章 「生き物らしさ」に必要なのは「痛み」 [近藤那央]
前説[森川幸人]
なぜAIBOよりも愛想のない動物のほうが愛おしいのか
第8章 精神医療にAIを活かす[山登敬之]
前説[森川幸人]
精神科医のしていること
第9章 誤解だらけのAI論[中野信子]
前説[森川幸人]
「心が通じあう」と感じるバイアス
あとがき[森川幸人]
など
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(C) Yukihito Morikawa 2019
ページ数:224ページ
出版日:2019/06/14