ちぎれたハート

著者：ダイアナ・パーマー
訳者：竹原麗

ノリーンは幼い頃に自動車事故で両親を亡くし、伯父夫婦に引き取られ、その娘である従姉とともに育った。やがて従姉は心臓外科医として名高いラモンと結婚。彼を密かに慕っていたノリーンは、祝福の陰で人知れず涙した。あるとき、彼が学会に出席するためパリへ赴くというので、看護師であるノリーンが体調の悪い従姉の世話を引き受けた。ところがノリーンが目を離した隙に、あろうことか、従姉は不慮の死をとげてしまう。自らを責め苛み、真実を告げようとするノリーンにラモンは酷い罵声を浴びせた！

4.5

14件の評価

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ちぎれたハートのレビュー

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切なく甘い物語 5: むんちゃん 2021/05/11 このレビューを 1人の方が参考にしています。
SBCr電子書籍ストアで購入済み: ヒロインの従姉妹は美しいけれど内面はわがままな子供そのものです。病気の自分の面倒を見てくれる人がいるから悪化させる事を平気で出来るのです。その為にヒロインがどれだけ苦しい思いをしたか。ヒロインの置かれた状況に涙しました。随所に見せるヒーローのラテン的な言動は好感が持てます。切なくて甘いウットリと感傷的な物語でした。; ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?

ダイアナ・パーマーですね 5: アリィ 2017/01/01 このレビューを 7人の方が参考にしています。; この作品は、星合先生のコミックより小説の方がいろいろと良いです。皆さん仰る通り、前半のヒーローの態度はあまりに酷いけど、後半はヒーローの尽くして尽くしての態度、この激情はまさにダイアナ・パーマー！！　ヒロインが健気です。このお話を初めて読んだとき、私もちょっとひとりぼっちな気分になっていて、誰にも知られず違う国で働きたいという願いを持っていたヒロインの気持ちがわかるようでした。ヒーローはとても素敵ですが、そんなことよりもヒロインを一生大切にしてねって思いました。; ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?

らしい作品 4: うるちゃん 2013/07/29 このレビューを 11人の方が参考にしています。; まさに、ダイアナ・パーマー「らしい」作品。代表作です。もう、あまりのヒロイン・ノリーンの悲惨な置かれた状況に思わず、ホロリと涙がでてきてしまいました。そして、ヒーロー・ラモンのお見事なダイアナ・ヒーローっぷりは、もう、思わず、ハリセンでも振り回して、その目を覚まさせてあげたい！っと、何度も読んでいる途中で思いました。ダイアナ・パーマー作を今まで読んでいなかった方にも、そして、作者買いで、ダイアナ・パーマー好きな方にも、「これぞダイアナ・パーマーです！」っと、読んで欲しい作品です。ただ、やっぱり、事件が起きた後のヒーローや親族の改心っぷりがなんとも納得がいかないので、星は４つ。まぁ、それさえも、「まさにダイアナ・パーマー」なのですが・・・。; ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?

【ネタバレ】気になる作品 4: pa 2013/06/15 このレビューを 6人の方が参考にしています。; このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む; この作者によくあるパターンですが、ヒロインがかわいそう・・・ヒーローもむかつく・・・（苦笑）ヒロインがもっと拒絶して苦しめてやればいいのに！と思ってしまいました。最終的にはハッピーエンドでよかったんですけど。最初にコミックで見てから、小説も探して買ってしまいました。; ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?

おそらく代表作と言えるのでしょうねぇ 4: 翡翠 2013/05/30 このレビューを 7人の方が参考にしています。; ダイアナ・パーマーの有名な作品で、大変人気があるようです。健気なヒロインと、思い込みから彼女に辛くあたるヒーロー…典型的な著者らしい設定！彼女の悲しみを感じ、泣けてきます。こういうお話って、誤解が解けた後の甘々ぶりがたまらなく癖になるんでしょうか。私としては、真実を知る前のヒーローの態度がひどすぎて、彼が改心しても、どうしても割り切れない気持ちが残ってしまうのですが。; ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?