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結ばれたパリの夜

結ばれたパリの夜

レオラは休暇で、地中海の島イリュリア公国の古い町を訪れていた。その夜、彼女は深夜になっても寝つけず、散歩をしようと宿を出た。あたりは深い静寂に包まれていた。ところが広場まで来たとき、教会の近くで怪しげに動くものが目に入った。人影だ!一瞬、小さな明かりがきらめき、男性の顔が映し出された直後、レオラは背後から男に取り押さえられ、建物に引きずりこまれた。薄暗い裸電球に、無慈悲な戦士を思わせる男の姿が浮かびあがった。男の名はプリンス・ニコ。このあたりの統治者だ。彼は謎めいた言葉を口にした。「きみは危険にさらされている。だからここに連れてきた」

3.0 評価集計 2件の評価
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出版社 ハーレクイン

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結ばれたパリの夜 のレビュー

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歴史的背景が気になってしまった 評価3 3
SBCr電子書籍ストアで購入済み

小説の中の現在起きている犯罪と過去そして国の成り立ちや歴史、国内の地域特色が盛り込まれています。登場人物は多く無いのですが、背景をおぼえながら流し読みが出来ず少し面倒でした。もちろん流し読みしても良かったのですが、私は理解したかったから。でもその為にロマンス感が薄れてしまった。やはり流して読むべきだったかも。

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