藤田和子先生の漫画を読んでから、小説を購入したのですが、本当にこんな男性がいたら、みんな惚れちゃいますよ。ここまでのフェミニストってなかなかいないのではないでしょうか？ 年齢が分からないのですが、インドへ行っていたりして、かなり人生経験豊富ですよねぇ。紆余曲折ありますが、最後はハッピーエンド。読後感も最高です。こんな人に愛されてみたいです。と同時に、それに見合った人になれるかなぁ…

コンスタンティンは、最初からデメトリがジョアンナに恋するだろうと思って仕掛けた命を懸けた芝居だったんじゃないかと思います。二人の心の揺れというか、距離感というか…キャピキャピ感がなくていいです。あと、個人的に執事？のフィリップもいい味出してたと思います。デメトリといい、ジョアンナといい、本当の大人の恋愛って感じがしました。

ロバートがアイアンサに愛の言葉を囁いたり、カーテンに隠れてキスをしたりと、萌えどころ満載です。 アイアンサも懐の広いロバートの愛に報いたい気持ちも素敵でした。 やっぱり、愛の力ってどんな困難もはねのけてしまうんだなぁって思いました。