物語の本筋、それに至る過去の恋、個性的な脇役と盛りだくさんの作品。最初から最後まで夢中で読めるお話です。伊藤先生の描かれるコミカルシーンはもともと好きだったのですが、この作品に出てくるエピソードは最高。読後感が大変良い作品です。

百瀬先生の作品の中で1番好きな作品です。他の方もおっしゃってますが、ヒーローは傲慢というよりは不器用な印象。そんなヒーローががんばるラストシーンは読みながら応援したくなり、ハッピーエンドを迎えたあとは「よくやった！」と褒め称えたくなってしまいました(笑）。

秋元先生の絵はかわいさと色気の両方があってとても好きです。お話もとてもあたたかな雰囲気。クリスマスの時期に何度も読み返したくなる作品です。

ヒロインのイメージは某セレブ？というのが率直な感想。内田先生の絵は個性的ですが嫌いではないですし、セレブっぽいゴージャスな雰囲気もしっかり出ていると思います。ただ…ヒロインの性格と行動がどうしても好意的に受け入れられず…。辛口な評価で申し訳ありません。

ヒロインが前向きな性格なこともあり、全体的に明るい雰囲気の作品です。七星先生の描かれた作品の中でも1番ほのぼのしているお話かな？原作を読んだときに少し違和感のあったセリフがアレンジされていたのがうれしかったです。