三部作のラストという事でいよいよ真打登場！ と期待してページを開いたら、ヒロインのインディアが意外と抜けてて短気なタイプだった。思わず笑ってしまったが、かわいくて応援したくなる。 対するジョーダンはさすがのヒーローで、強引で偉そうで頭が切れて自信たっぷりの皮肉屋。やはりこうでないと。ちょっとタレ目なのが特に好みにはまった。 かなり最初の方からお互い恋に落ちている二人だが、長子の責任感もありこじれにこじれる。 あれだけ自信満々だったジョーダンが弱気な表情を見せるのがたまらない。 ラストの手紙の文面、英文にニヤニヤしてしまった。 ３作とも、ヒロイン・ヒーロー二人ともの心情が描かれている所が気に入った。両方がやきもき、どきどき、じりじりしているのを見るのが好きだとつくづく感じる。

地味でお堅いヒロインに対して、美形でプレイボーイであまーいセリフがお得意のヒーロー。 テンポ良い展開とセリフまわしに面白く読んだ。 お出かけするのに普段着のままのヒロインを見て、がっくりするヒーローがかわいいなあ。 出てくる壁画が壁画に見えないのはまあご愛嬌でしょう。

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