書き込みがちょっと少なくて花が飛び散り過ぎかなと思いますが、ヒロインは表情も感情も豊かで原作小説でもこんな感じです。このお話では頼りになる脇役弁護士さんの話もコミカライズされてますね。ジェイコブズヒルの住人はみんな色々かかえこんでるのです。犯人に「君には黙秘権がある」というやつをミランダルールというのをダイアナ・パーマーで知りました。（あ、漫画には出てこない）

ヒロインは上手く誤魔化したり言い訳をしたりできないので誤解を招いてしまう。育ちが良くて自分の運の良さも自覚してます。こういうヒロインわりと好きです。「億万長者の愛したナニー」のお姉さんの話ですね。他の兄弟の話も楽しみです。お祖父さんが家宝に執着する理由は他の話で解明されます。

ヒーローは裕福な生まれながら家族関係は（弟妹を除いて）かなり希薄、ヒロインは貧しく訳アリな育ちだけど愛情豊かな家族。ハーレではわりと定番の設定ですが、ヒーローはかなり誠実で一途な男性だと思う。 スピンオフのもう一作のヒロインと事件の被害者同士として交流してます。この女性二人も生まれ育ちが相当違うんですが、信頼しあえる関係を築いているんですね。