楠先生のＨＱは絵はきれいなんですが、展開がぶつ切り過ぎて感情移入しづらい… どの作品もいちいち説明が入り流れるように読めないので、読み終わった後のすっきり感よりもどっと疲れを感じます。 ベテランの方なので、作風さえ合えばいい作品になると思うのですが、残念です。

画面の煩さに気が散り、話の展開もとってつないだような印象で、ヒーローの一方的な態度に対してヒロインも「え、これで許しちゃうの？」というようなラストで、結局なじめないまま終わってしまいました。うーん、消化不良です。

ヒーローの魅力がわからない…。疑い猜疑心だらけのヒーローをなぜにヒロインは許せてしまうのかわからない。関係の始まりからして勘違いも甚だしいと思ってしまった。あと、表紙のヒロインの顔も苦手なのでハート2つで。

とした瞳と口が気になって、話があまり頭に入ってこなかったのが残念でした。お話自体はよくあるパターンだし嫌いじゃないんですけど…みんなどこ見てるの？って表情で感情移入しづらかったです。

ヒーローのいろんな意味での盲目ぶりに絶句しながら読みました。ヒーローの親族、酷すぎ…。それなのに許してしまうヒロインに、寛大と思いつつも納得できずに終わってしまいました。なので、ハート2つで。

テンポがよくって、間の取り方とかも良かったんですが、最後がちょっと物足りずハート４つです。ハーレっぽいかと言われるとまた違った感じですが、ヒロインの裏表ない性格や家族への優しさとか、ヒーローのバタバタぶりがけっこうツボでした。

話の勢いもあり、絵も時々バランスが？？？の時はあったものの華やかで楽しめたんですが、最後が･･･ あまりのあっけなさにびっくり。後数ページ必要な感じですね。ほんと残念。 なので、評価は3つです。