このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

この作者のヒロインっていつもイライラする。後ろ向きで、すぐ声をあらげて。ウジウジジメジメ。何作か読んだけど同じ感じだから、きっとこの人の捉え方や表現の仕方なんだろうな。この方に限らず苦手な人ほどよく新刊が出る…なんで…T_T これも違う作家さんなら楽しく読めたかもしれないのに。

作者買いです。いつも絵が美しくヒロインもヒステリックにならず、プレイボーイと言われるヒーローも好感持たせてくれるところが、さすがです。 なので、シリーズものなら同じ作家さんか出来れば同じレベルの方でお願いしたい！家族勢揃いの食事会のシーンで特にそう思いました。落ち着いた汐宮先生で読めたら、また他のお話ももうちょっと好きになれたかな。 今回は、それぞれの心のキズを穏やかにいたわり合って、ヒロインがとても誠実で最後まできちんと行動するところに感動しました。アダムはヒロインを見つけてくれた弁護士ブランドンに感謝しないとね。