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何度読み返してもヒロインの子供への愛情が全く感じられませんでした。 最初から子供を自分の恋愛の為の取引材料に使っているみたいで、嫌悪感を抱きました。 いくら懐いていても法的には全く権利のない人間なのに、「ほらこの子は、私に懐いているでしょ？私が居ないと困るでしょ？」という態度に見え。 まるで大奥の乳母の出世物語をみているようでした。 ナニーが幼児との外出にハイヒールに、男性から口笛を吹かれるような肩丸出しヒラヒラの派手なサンドレス・・・・。 心から子供を愛しているのなら、環境が変わったばかりの幼児をほったらかしてスパや、泊りがけでパーティーなんて絶対行かないと思うのですが。 原作は未読ですが、残念な作品でした。