好きな作家さんなので購入しましたが、あまりにも予定調和で先が見える展開で何かのデジャヴのようで、盛り上がりもなく読んでいても面白くなかったです。

ありえねー、このストーリー。 勝手に妻の不貞を疑い追い出し、自分の子どもがいると知ったら強引に復縁をせまり、そのくせまた不貞を疑い責める。 こんな男に未練はない。相手の気持など全くお構いなしの自己中男。ヒロインがどうして許せるのか理解不能。もしかしてM？ 私だったら慰謝料たんまりふんだくってさっさとおさらば。

クレアを見ていたら、ジュリアロバーツの映画「モナリザ・スマイル」を思い出しました。女性が羽ばたきたくてもできなかった時代に、強い心でしなやかに人生に立ち向かったクレアとジャックのものがたり。あの時代にこの2人は生きにくかったと思うけど、さわやかにまとめられていて、二人の絆の強さに感動しました！最後のデニスの言葉にも涙。久々の感動作！