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ウェイド一族【あとがき付き】大橋薫/キャロル・モーティマー
友人かと思った 評価4 4

それぐらいリアリティがありました。結構います、病的と考えるほど強く思い込んでしまう人が。女性に多いかもしれません。その激しい感情に揺さぶられ、普段は沈着冷静な男性も引きずられてしまう傾向にあるようです。 特に恋人や夫婦間では同じ価値観を持ったほうがいいと考える男性がそういう行動をとりやすいように思われます。著者の大橋薫さんはそういう劇場型の人間を描くのがとてもうまい漫画家さんですね。 不安を解消するには動かなくちゃいけない、頭の中だけでいくら考えても解決しない、時には知り合いに相談したり確認するために動くことが必要になってくるんですよね。ハーレクインはそういう行動力を与えてくれる、動きたくても動けないとき読みたくなるパワフルな作品です。

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