この男（ヒーローとは呼びたくない）は自分の酷い言動の言い訳として、喉のことで宣告を受けてパニックだったから、と言っていた。 でも、しでかしたのは宣告から１年後で、１年間ずっとパニックだったというのは、さすがに無理があるでしょう。　　 それに再会してからも、真剣に謝罪するでもなく、戸惑い苦しむヒロインを振り回して高見の見物。 こういうモラハラ男は結婚後も同じことを繰り返し、ヒロインを傷つけ続けると思う。　　 ♥２つは作画に対する評価で、キャラクターや話に関しては０をつけたい。

長男「鷹の公爵とシンデレラ」、次男「薔薇のレディと醜聞」、三男「貴婦人と背徳のワルツ」を経て、４部作の見事な締め括りでした。　 ヒロインのアラベラは明るく、気が強くてとってもキュート。　 ヒーローのダリウスは、「薔薇のレディと醜聞」では被後見人のグレースからの目線だったせいか、何を考えているのかよく分からない不気味な感じに描かれてました。 でも今作では、クールビューティな魅力と、アラベラに意表をつかれた時のギャップが、とてもいい感じ。 心の傷が彼を頑なにさせていたのだと思うと、ラスト近くの無邪気な笑顔には良かったね！と心から思いました。　 原作も読んでみたのですが、かなりアダルティな話・・・別物と思ったほうが良さそうです。(^^ゞ