すばらしいストーリーテリングです。普通のハッピーエンドでもすばらしのに、後半のどんでん返しがさらに素晴らしい。表紙からの違和感が伏線だったこともわかってすっきり。すばらしすぎる。予想外のエンドに2冊分くらいの満足感

もともと両想いなんだけど、こじらせタイプの二人で、悪役も出てきて、典型的なヒーロー。ツンデレヒーローを羽生ワールド全開のかっこよくて、クールで、ヒロインにそっけないけど、ヒロイン大好きほんわかエピソードを伏線でいれといて、最後にネタバレってところが、読み応えあって、♥５つにしました。そもそも９年間も毎週学校まで自分で送迎してなんて、ヒロインのこと好きすぎるでしょう。ヒロインも恋愛に免疫がなく、子供のころから王子様ひとすじで。まわりも、優しい人も多くて。　ちょっとヒロインの実父の登場感が漫画だとととうとつ過ぎた感があるが、まあご愛敬ということで。大満足

孤高の王のあやまちの時は画がとてもきれいで素敵♡、ストーリーもドラマチックですきだったのですが、今回は画の完成度が前作レベルではありませんでした。スピんオフで前作の登場人物も出てくるから、人物をかきわけなくてはいけなかったからかもしれませんが、特にヒーローがかっこよく描かれていなくて、ストーリーは素敵なのに残念。HOTなシーンも不自然な体の位置で、HQのだいご味である　色気がなかったので残念。で♡を２つ減らしました。ストーリーは面白いですが、作品の完成度で読後の感動がちょっと低め。

契約婚約といいながら、デリックが疲れたというエリーの足をマッサージするシーンがあるの。うらやまし～。デリックはお忙しい大企業のCEOよ。外国の男性って優しいのね。昔の会社のイヤガラセ上司に仕返ししてくれたり。どう考えても最初からデリックはエリーのことが好きだったに違いない。エリーになりたい。。。笑

いまいちぼんやりした内容で、１度読みではストーリーが理解できなかった。ストーリーの構成が起承転結のようなすっきりした形ではないところ良くないと思う。ヒーローの行動が全く理解できないし、あて馬男性の存在意義や、母親の考えが全くわからない。ヒロインの思考回路も理解できないので、共感ができない。月額コースで読むならまだしも、単品購入だと損した感が否めない。

まず現実ではありえない設定の頼まれごとをされて、パートナー役を演じることになるだけと、まわりからの次々のハプニングで、どんどん抜き差しならぬ状況においこまれる、いわゆるHQあるあるのシチュエーション。小越先生のストーリー手リングがうま過ぎる。ちっとも不愉快さを感じさせないコメディータッチの展開で、話をすすめつつ、ちゃんと胸キュンもうるうるもある。楽しめました。 表紙のイメージも新しくて、素敵でした。

通常ヒーラーにだまされてヒロインとヒーローが分かれることになっても、まさかヒーラーとヒーローがつきあったりしないのに、付き合うところがありえない。そんな女性のみるめのない男がヒーローだとがっかりしすぎて、受け入れられない。

コミックを読んでから、小説も読みたいとずっとおもっていたので、日替わりSALEで読めてラッキー。他の方のレビューにある通つくり、小説とコミックはもう別物です。どっちも面白い。コミッッはいじわるな姉との確執にページがさかれていたけど、小説はもっといろいろあって、長編のヒストリカルだけど、飽きずに一機に読めました。すれ違いや、好き同士なのに意地をはっているところ、偶然から謎がとける伏線のはりかたとか、そこからもう一波乱あるところが読み終えた時の満足につながってます。そして、漫画ではさらっといなくなっていた意地悪姉が、小説では自業自得のエンディングになっていて痛快。おあとがよろしいようで。

このシリーズが大好きです。ファミリーの物語のシリーズのなかで、ちょっとういているサブキャラのスウェンが主人公のストーリー。コミックは既読。昔の作品は２巻構成になっているから、長編のヒストリカルでもエピソードを省略せずにそのままコミックにしていまして、内容に解離がないから、楽しいストーリーのイメージをふくらませられて、コミックと小説と両方読むのも楽しみのひとつです。 ストーリーの骨格は、工芸士の能力が純潔によるもので、守らなくてはいけないのに、時の権力者が下心満載で、それを利用したがるいけ好かない悪者もでてきたりして、波乱万丈の展開で一機に読み進められます。ほかのストーリーでは下半身のゆるそうなキャラだったスウェンが、ヒロインに忠誠を誓い貞操を守るところがけなげで泣ける。コミックのように最後に二人の将来がもう少し読めるともっと良かったところが少し残念。

素敵なストーリーだし、ハッピーエンドなんだけど、釈然としない。設定そのものがかなりキツイ設定。ローラの壊れ方が詳しく述べられていないし、それに対するギデオンの気持ちの変化なども話し合われていないのに、最初にローラを選んで結婚したこと、その後女性とかかわりをもたなかったのに、急にケイトと関係を持とうと思ったところの心の変遷がすとんと落ちてこなかった。ケイトも子供が埋めないコンプレックスの克服とローラの身代わりではないことを納得するところが説明不足でしっくりこなかった。なんだかもやもやとしたエンディングで。もう少しきっかけがないと最後のもりあがりが。 生まれたばかりの赤ちゃんを抱くことで母性にめざめたという設定なのか、そのあたりの描写をていねいにしているけど、子供をもてない人が母性に目覚めるって、そんなきれいごとだったり、簡単ではないと思います。