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自治会とか・理事会とか、住んでる所でいろいろ決まりは有るともうけど、加入してるんだから些細な決まり位守ったらいいともう。「くだらない規則よ」ってヒロインは云ってたけど、くだらない事の積み重ねが日常でしょ。煩わされたくないなら、煩わせれないようにすればいいのに。と初めに思ってしまったので、最後までなんかヒロインが好きになれず、話も嫌いじゃないけどなんとなく楽しめませんでした。

2作品収録されているのですが、1作品目は、ヒロインはホントにこいつでいいのか…？と首を傾げたくなる程人の話を聞かない思い込み暴君と、真面目に生きてたのに男で人生転がり落ちたヒロインの話。2作品目はマリッジブルーにしても頭がおかしいんじゃないの～と言うくらいほぼ常に癇癪起して叫んでるおっちょこちょいなヒロインと何事もきちんとしてるヒーローの話でした。1作品目に関しては酷かったっていう以外の感想は無いです。2作品目は映画を見に行っただけで当事者を置き去りに両家の親が勝手に結婚に向けて走り出してしまったどたばたコメディ。ヒーローは神経質だけど、カッコイイと思うんですが、ヒロインが全然好きになれませんでした。元気なキャラが好きな人は楽しめるかもしれない？けど、可愛いと思える何かが足りなかった。ヒステリー起こしてる女子は疲れますよね…。

そんな馬鹿な…ｗと、読了して思ってしまいました。真面目で落ち着いた良いカップルだと思うので、娘はヒロインの妹さえ馬鹿を言い出さなければ幸せになれる気がしますが…。なんかもやっとします。

①も②も状況の割に色々ライトでした。そんなに簡単にいきなり視力が奪われたことに慣れるの!?とか、ヒロインの仕事も簡単過ぎじゃないの!?とか、②ではダミアンの事故が故意と判明、犯人が分かってからの一族の決定が、そんな満場一致で許していいの!?みたいな…。思うに淡々としすぎているんだと思うんですよね。冬木先生のキャラは基本感情が顔に乗ってないので、余計そう感じた気がします。あとがきで半年かけて250枚描いたと描かれてて、大変だったんだろうな～とは思うのですが、せっかくのその枚数の読後感がこんなに何も残らないなんて…とちょっと残念でした。

お試しで読める範囲の、序盤の部分にヒロインの母親が娘の元恋人（ヒーロー）に借金してたことが分かるシーンが有りますが、個人的に物語に出てくる、子どもにたかったり、子どもの関係者に借金を申し込んで、子どもの信用を貶める親が嫌いです。構成上主人公2人の再会に借金の話が必要だったんだろうと思いますが、もと旦那の暴力で神経症になって家から出られないからなんなの？そんな事が子どもに迷惑をかける言い訳になるとでも？？と不愉快で始めの少しの部分のせいで楽しくなかったです。まぁそれでも母親の状態を知っている娘は親を庇うわけですが…。話自体は作為的な誤解ですれ違ったヒーローとヒロインの再会もので誤解と再会、関係の修復とお約束なハッピーエンドです。私は上記の理由で好きになれませんが、作画も美しいし、お話も暇つぶしに読むには手ごろだと思います。

ヒロインの婚約者の顔が気持ち悪かったのは、作画に賛辞を贈るべきですよね…。雰囲気や性質を絵に乗せるって凄いなぁとおもいました。命を狙われてるお姫様と、親との確執を解消できないまま妻子も無くして孤独なヒーロー。なかなか悪くなったです。でも主人公以外の登場人物の灰汁がつよすぎたせいか、なんとなく読後がスッキリしないのでハートは2つで…。

何故か最後までヒロインが好きになれませんでした…。あとヒロインの飼い犬が悪さして、怒ったヒーローが1度目は警告、2度目は鞭で叱ろうとするのですが、犬を躾けるのに鞭は必要ないと思いました。悪い事を悪いと躾けるのは飼い主として当然の事だと思うので、（悪さしないようにすることで、犬を護る事にもなる。）他人の飼ってる鶏襲ったり、暴走して女性を追いかけたり、そんな事をしちゃう犬を躾けようともせず放置しておいて、犬が悪さして怒られる段になってさも自分が正しいような顔で反抗するヒロインにはまったく共感できませんでした。ヒーローの特権階級に有る人間特有の傲慢さ（自分のいう事聞いて当たり前的な）は、将来の立場を考えれば気になりませんでした。むしろきちんとした領主になる気がします。話を楽しめるかどうかって、ヒロインを好きになれるかどうかって事なんだな～と実感しました。

仕事中に突然押し付けられた姉の子どもを前にして、ともすればキツイ態度を取ってしまいそうな気がするんですが、このヒロインは当たり前にやさしい笑顔で子どもに対応していて、読んでてなんだかホワっとした気持ちになりました。リムジンの運転手なのに、只者ではない気配のヒーローと、落ち着いていて穏やかだけど、仕草や考え方がところどころ可愛らしいヒロイン。美人で押し出しの強い姉にコンプレックスを抱きながらも、決して卑屈ではない、芯の強さと、仕事に対する姿勢、そのしっかり者ぶりにはとても好感が持てました。自立した女性って実はこういう事を云うんじゃないか、と思ったりして。お話としてもとても読みごたえが有りました。タイトルでいつものＨＱをイメージして読み始めたので、いい意味で裏切られました(笑）

キャラも可愛いし、絵もスッキリ見やすいし、ハーレクインにしては色気のない話でしたが（笑）悪意のある人が登場しないので、読み易い良作でした。ただヒロインはいくつなのかが、読んでると分からなくなる幼さぶりでした…。男兄弟4人に構われて（過干渉な程ガードされて）育ったとしても、もう少し内面が育ってそうな気がします。作画のせいもあるかもですが、高校生（ヒーロー）と中学生（ヒロイン）の話って云われた方が違和感ない感じです。

この作家さん特有のキャラの明るさやコミカルさでかなり読み易くなってるとは思うのですが、題材が重いので読後が結構考えちゃう感じです。登場人物には好感が持てました。

あの時代に女性の地位向上を目指すためには必要な事なのかもしれませんけど、女性活動家の頑固で思い込みが激しくて頭でっかちな部分が不愉快で苦手です…。だから初めの方は読んでて少しイライラしました。ただヒロインはそうした活動をしている割には、自分の勘違いに気づいた時の思考や行動が素直で柔軟で好感が持てました。ヒーローは節度を持った大人でした。不良って言うほど遊び人な感じではなかったです。

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こんな母親は困る…。

始めのカラーページを読んで、完全にこれから恐い事が起こる漫画だ！と思いました。違いましたけど…。デジタルでカラーイラスト描かれるならもう少し練習されるべきではないでしょうか？派手な見た目と、元スポーツ選手っていう肩書で誤解？されてるヒーローと、離婚弁護士ながら両親を見て幸せな愛のある結婚を理想にしているヒロイン。話はそんなに悪くないと思いますが、ちょっとヒロインが好きになれませんでした。あと、ヒロインが「私たち友達でしょ？」とヒーローに自分の恋愛を相談したシーンが有りましたが、クライアントは友達じゃないと思います。

出だしのイメージだと、ヒロインが冷たい性格なのかと思いきや、親思いの超良い子だし、仕事の時とのギャップも良いな～とおもいました。ヒーローもかっこいいし。ただ、私は読んでる間ずっと、このヒーロー彼女が居るんだよな…と気になってしまって、楽しめませんでした。素直にハッピーエンドとは思えなかったです。

ヒーローにドキッとしながら「これは仕事なんだからね！」と心の中で思うヒロインに、思わずつっこみました。理想のマイホームパパになってくれる相手と結婚したい割には、ヒーロー以外に目を向ける気が無いように見えました。

お互いの結婚についての認識が割とずれたままで終わってると思うのですが、そういう齟齬ってごまかして過ごしてる間に大きくなって、何かあった時取り返しがつかない感じで壊れると思うんですよね。このヒーローは多分、我慢できなくなったヒロインに去られても、何が悪かったか気づけないんじゃないかな…と、お話はハッピーエンドなのにその後の展開をふと心配してしまいました。恋愛のお話では無かった気がします。

星野先生の絵は可愛いし、ヒーローもカッコイイのですが、そして子供も可愛いのですが、私はこの先生の描かれるヒロインが軒並み苦手です。生理的に合わない。なんか理屈っぽい言い訳ばかり並べるし、顔は可愛いけど作り笑顔のアイドルみたいだし、もう少し素直なら好感が持てるのかな…？今回のヒロインも例にもれず星野式ヒロインでなんとなくおどおどしてて、素直じゃなくて可愛いと思えませんでした。あと当人同士が良ければ子連れ婚を否定はしませんが、親族皆が肯定的なのはやっぱ違和感有りますね。

女の執念凄まじいな…怖い…。て感じのオチでした。この先生のお話の中では割と読める話だった気がします。勢いとキラキラはいつもどおりでしたが、他の作品に比べたらちゃんと緩急が有りました。作品の勢いに負けない元気が有るときに読むのがオススメです。

ヒロインの豹変ぶりがちょっと…

ヒロインの髪の毛が凄い。凄い…。凄い…変。過去も出てくるんですけど、そん時は普通だったので、「どうしてこうなった…」と思わずにいられませんでした。HQぽくは無いけど、絵は可愛いし話もそこまで悪くない気がするんですけど、髪型のインパクトが有り過ぎて話に集中できませんでした。

無駄に不穏な雰囲気を背負った表情を見せるヒーローが正直ちょっと…。言動も子供っぽかったし…。ヒロインは結局記憶が完全には戻ってないのかな？初めの事故が起こった理由（何故亡くなった友人が事故起こすほどスピード出したのか）とか、家を出た時の詳細とか、謎が謎のまま終わりました。

ヒーローは情緒が欠落しているし、ヒロインがヒーローに対してなんか色々いってたけど、好きになれませんでした。身勝手な正義って振りかざされると不快ですよね…。

ヒロインの「馬鹿ね」って口癖がこんなにかわいらしく感じるのは品のある話だから？と不思議な感じ。結構ただれた大人の関係なんだけど…（苦笑）悪人も居ないしお話もまとまってて読み易かったです。

おままごとを見せられてるようでした…。

個人的に人の話を聞かない人と、人の都合を聞かない人が、自分の都合で勝手な事をしたり言ったりする話が嫌いです。息抜きで読んでるのにイライラしてしまう。お話としては悪くないんでしょうけど、半分読んでも好きになれるキャラが居ないのは致命的でした。あと子供が出てくる話はそのこにキャラとしての魅力が無いと難しいと思います。作画のせいか、原作の性格なのか、特徴が薄かったです。

話の流れるスピードが変わるというか、前半はヒロイン視点、後半はヒーロー視点に変わるからながれも違って感じたのかも。まんがで視点が変わるのってちょっと珍しい気がします。私は前半のローテンションで感情的な感じが苦手だったので、後半の方が読み易かったです。ただ説明台詞とモノローグが多いかも。

絵の評価が低いのは好みの問題もあるでしょうけど、抜きの部分が少なくて目が疲れちゃうからかな・・・？と思いました。丁寧な作画だと思いますが、全体がみっちり細かく描かれているので読み辛かったです。お爺さんおばあさんはデフォルメと思えばそれほど気になりませんでした。ただ描き分けが苦手なのか、ヒロインとライバルの顔も髪の長さもそっくりで（髪の毛のツヤの描き方は違ってましたけど）もっとわかりやすく髪型を変えるとかして欲しいかも。ヒロインの嫉妬で状況が見えなくなっちゃう稚拙さと、ライバル役の女優さんのヒーローに対するモーションのかけかたの稚拙さが気になりました。分かりやすく嘘ついてますやん。ヒロイン嫉妬で見えなくなり過ぎ。ヒーローは、ぬぼっと大きくて、気が回らないタイプに見えました。名門の息子っていう以外に魅力が感じられなかったけど、ＨＱによくある家の為に結婚した金持ちなのに誠実だし、両想いだし、ライバルのストーカー女優も精神攻撃以外は特に酷い事件を起した訳でもないし、そういう意味では山場のない話でした。

わりとどうしようもない展開…。というか、女はろくでもないっていうヒーローの思考も仕方ないのではないかと思ってしまった。なんか好きになれない話だった。