不倫の話があるとそれだけでちょっと…と思ってしまうタイプには読むのおすすめできないかな。時代的に？仕方ないとはいえまあ息子の事は愛してたんだろうけど…何を言い訳されてもって感じてしまう。しかも子供時代に見ちゃうなんてトラウマだよねと月額まで待てばよかった。もっと母親の話はコンパクトにしてもらいたかった。ヒーローとヒロインの話は良かったのでそれが気にならない人にはいいお話。

だからこそ、絵が残念なのがもったいないなぁと。普段の崩れっぷりやおばあさん達脇役はそれなりにスルーできたけど、大事なシーンでもヒーローやヒロインの顔とか表情が崩れてるので台無しに。あと悪役への断罪シーンがあっさりしていたのも残念。ヒーローが不器用なだけで、ヒストリカルなら仕方ない身分違いなんだから愛人にするとかいい出さないところは好感が持てた。いやに目立っていたジャスティンはスピンオフとかあるのかな？（追記:検索したら『緋色の髪の乙女』のヒーローみたいですね）

最後彼女ができてて乗り換え早いってツッコミ入ってるけど 同時進行どころか現れる前に帰ってくると聞いただけで心揺れてそのまますぐ落ちてるヒロインはなんなんだwとツッコミを入れ返した。ヒーローも浮気がトラウマになってる割にヒロインに彼氏いても関係ない浮気させるのであれれな感じ？？？ 二股とかあっさりと乗り換えに抵抗があるならお勧めできないお話かな？

内容はハーレお約束！恋人役してたらそれを邪魔したい親戚と恋に落ちる。レトロな漫画ジャンルとして見るならこの唐突な感情の起伏とかスピード展開は慣れっこなので気にならない。逆に最近の気持ちの変化をじっくりと書く感じに慣れてるとついていけないかも？ヒーローがヒロインへの気持ちに目覚めて人妻を断ったシーンなんか凄く爽快というか面白くて好きなシーンw しかし本当にパオロお前が頼んだんだろ小悪党嫌なやつだなぁと思ったのと犬は本当に救われて良かった！

2人の関係はシンプルだけど、その他のサスペンス的なお話がちょっと混乱するほど一度読んだだけではよく分からなくて、後半も伏線がないまま急に犯人はこの人！的な展開に感じてしまった。 あとヒロイン自分から2人の関係について提示したのに当たり前のように怒り始めるので？？？ってなる。

ハーレクインのヒロインにしては愛に生きる人って感じじゃないので、ハーレクインだと思って見るとあんまり好みではないかな？ 脇役悪女のスピンオフという感じで。 珍しいのはあれだけ下層を馬鹿にしてたマークが拒絶するだけじゃなくヒロインの気持ちを思いやってるのと、マークがヒロインを選べば、ヒロインはヒーローを捨てる覚悟をしてるところかな？結婚してたとしても幸せになりそうもなくて、心が空っぽと言って浮気しそうだけどもw

ヒーローが弱音をヒロインに吐けなかったのから絡まりが解けていくのはよかったけど何故行方不明になった場所と発見された場所が遠いのか？サスペンスも入ってくるのか……と思わせておいてオチがまさかのファンタジー！クリスマスにふさわしいお話だったなぁと思いました（配信時期1ヶ月遅れだけど）

っていうぐらいヒロインの行動がティーン女子レベルでヒーロー怒ってもしょうがないし、全然不実じゃないような？って感じだった。別居の理由となった嘘にヒロインは何か理由あるのかと思って読んだのに試し行動の子供…ってだけな話を遠回し遠回しで小出しにするから肩透かしだった。絵が綺麗で大人っぽい分落差が。

主人公が、ヒーロー弟の既婚の恋人に辛かったら不倫しても仕方ないと言い出したので一気に読む気を失ってしまった。 ヒーローは誤魔化すこともできたのに、焦ると言ってはいけないことを別離前にも、再開後も言っちゃうんで、この癖は治らずにこれからも言ってしまうんだろうなぁと。全体的にモヤモヤしてしまうまま終わった感。

けど懐かしの少女漫画として読むとわりと普通に面白かった。懐かしい雰囲気。でも本当に読後感がジェシカどこ行った！に尽きるw入れ替わりものとして、入れ替わった方の消息が不明なまま終わるのは初めて見たかもしれない。スピンオフあるのだろうか。

そう思うほど、誠実な人間がいない話だったような？初めあれ？って思った婚約者の方がむしろちゃんとしてたという、複雑な終わり方だった。もしやヒーロー父わかっててこうなった裏があるのではと思ってしまうオチ。

ヒーローとヒロインは仕方のないすれ違いでよかった星5といいたいほど。何もいえなかったヒーローの信じなかったヒロインに対して逆恨みする事なく、取り戻そうとする頑張りっぷりが凄い。ヒロインはヒロインであれだけ怒涛のように信じられない展開で何も話してくれなかったら信じられないのも当たり前。でも二人を取り巻く周りが最低。ヒーローの両親それぞれも、その愛人も。ヒロインの叔父もそれぞれ最悪な理由で最悪すぎて、良かった感を帳消しにするほどのモヤモヤが半端ない。特に愛人なんか愛人稼業でヒーロー父が死んで貧困とは自業自得なのに、同じような正当に努力してるヒロインの流産がなぁ……。星マイナスつけたいぐらいですが中和して普通に。でも個人的にはあんまり読み返したくはないかな。

ヒーロー家族がヒロインの事を売春婦紛いに扱ったのはヒーローがお見合いの話ぶっ壊す為にヒロインに売春婦紛いに見せかけたせいなわけで……ヒロインの事を侮辱するなーと言ってるヒーローにお前がいうなよというイライラが募り最後の懺悔シーンで何で簡単に許すの？という気持ちのままエンド。そのあっさりさに喪ってしまった子供もどうでもよかったようにしか思えなかった

ヒロインはお仕事頑張ってるし、お話もページ数より盛り沢山に体感できるほど色々てんこ盛りで面白い！……んだけど……ヒーローがなぁ。ヒロインの横領疑ってかかるヒーローなのにすぐベットインして、ヒロインがやったという捏造証拠を見ても、これといって役員会の前に父親に話すときとかヒロインの身の潔白を証明しようとしない感じが何だかな（特に妊娠させたとかいってる話の後なのに）内容がてんこ盛りだっただけにヒーローの心情の描写が雑に感じられるからか、同じような展開の別作品ヒーロー達と比べて、ヒーローがあまり好きじゃない。というかはじめに説明が不足してるからか、何で会長の娘がスパイになる必要が？という疑問で読んでしまう。

幸せになってよかったーって感じだけど 二人の関係は二人ともいい人すぎてとくにハラハラはしなかったかな あと実はヒーローは母親の不倫の末の子でそれで実の父から引き継いでお金持ちにっていう設定が個人的にあまり好みではないので…モヤッとする そこまで試し読みでわかってたら購入しなかったのに…… そういう不倫設定が出てくるのが好きじゃない人は要注意かも

ヒロインは凄い一生物の心と体の傷を負っていて、一応はこれからヒーローと生きていきます！って決心できた感じだけど、そのスタートラインに立っただけという感じ。これから揺り返し大変なんだろうなと思った。特に支えるヒーローがドアマットレベルに尽くしていくしか無さそうというネガティヴさを感じてしまう読後感。

ヒーローのお父さんてっきり死んでたのかと思ったら生きててよかった！この作家さんが描くといつものお約束でもドラマティックに。 それにしてりえさんのツッコミ通り遺産何故妊娠中に子供の為に使わなかったんだろう。家に残ってたのは別々に逃げてたとしても父親がヒーローを誘拐犯として捏造しそうだと思ってたからだろうけど。

二人はこれぞロードムービーって感じで最高に良かったんだけど。元婚約者のヒーロー弟が最悪すぎて、これと親戚になるの？？？とちょっとスッキリしない。弟相手だからかヒーローもやらかしたことに対して甘すぎるし……まあ弟ありがとうって気持ちもあるのかもしれないけどw