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この著者さんのほとんどの作品が宝塚を連想させます。それだけ宝塚が作品が多彩と言う事も有るけど、豪華絢爛というのはこの著者さんならではの長所です。ただ大げさな身振り、動きがどうしともオオバーリアクションで中身がないように見える。動きだけで内容が伴ってないのでは。

盛り上げ方はいいんですが、前半がいまいちな気が。。。何が好きじゃないって、それはヒロインです。なんか感じが悪くて、ヒーローは彼女のどこがいいんでしょう。ヒーローは素敵ですが、ヒロインの目がラスト近くまで偏見に歪んでいるのが嫌でした。

ラブコメディーでとっても内向的だけどそれを隠してセクシーに変身したヒロインと問題をかくしてクールに装っているヒーローとの苦い過去と再会後の恋愛。ありふれているけど展開がものすごく速くてありふれていると思う暇が無い。とにかくいい仕上がりです。最近の岡本さんの作品はホットでノッテマス。

親友の奥さんだからとか義理立てて、ヒーロにいらいらしながらも こんなに一人の女性を想って一生独身を貫こうとしていたヒーローの要領の悪さに反って純真な恋愛感情を見出しました。どうしてヒロインの死んだ旦那さんに罪悪感を感じるかなと思ったけどどっちにしてもハッピーエンドで良かった。ヒロインの旦那さんはや焼きもちで嫉妬深くて、浮気性で嫌なやつでした。

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所々笑いもちりばめてあって、特に遠い目をしたトナカイで大爆笑。脇役にいたるまで個性あふれていましたし、感動で泣けるシーンもあり、すごく良かったです。

ヒーローは超真面目なビジネスマンであまり人の気持ちがわかってない。反対にそのほかの登場人物はみんな茶目っ気があってかわいらしい人たちで、特にヒロインは前向きなエネルギーにも溢れる人で素敵でした。仕事人間のヒーローがヒロインに感化されて幸せになれて良かったです。

ちょっと異色のハーレクインを上手に読ませますね。でも皆さまおっしゃってるように、ラストシーンからの続きが気になりますね。原作はどうなっているんだろう…。デジタル化したら読んでみたいです。

安定しない国のシークなので仕方がないと言えばそうですが、かなり自己完結型のヒーローで少し疲れました。ありがちな展開で何とかハッピーエンドになった感が満載であっけない幕切れのように感じました。ヒロインの努力だけに支えられた感じかな？

最初からヒーローがもうちょっと言葉にしてしていたら堅実なヒロインの態度も違ったのでは？ヒロインももう少し早くヒーローの気持ちに気がついても良さそうなものだけど、契約なんて出すから余計に話がややこしくなった感じ。そんなに行動できるなら言葉にして欲しかったがプライドの問題かな？

ヒーローは男ばかりの中で育ってきて、女性にどうやって接したらいいのかわからないうえに、男性優位の社会の中で逆切れみたいにヒロインに当たってしまうこともあって、時代だとは思うのですがイラッとします。ヒロインの健気さが心に残りました。

クラゲ…幻想的できれいだけど、イタイんですよね。思い出す、思い出す悪夢の海！お話は、派手さはないけど、ささやかなエピソードの積み重ねが心地よく、自然に話に引き込まれます。最後の場面の気合いが入ったヒロインの友人に笑いました。

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ヒロイン父が悪者過ぎる…。全体に読みやすいし、ヒロインもヒーローも人間的に良いし、感じ悪い気分にはならないけど、それと比較したときのヒロイン父が… 周りとのバランス悪いんじゃ？と思ったくらい。ん～個人的にはもう少し、悪者というか、「良い人」以外のキャラ設定の人がいた方が良かったのかなぁと思ったので、１つ☆減らしてみました。

お話はよくできてると思います。頼れるヒーローにつらい過去のある強がりヒロイン。過去を乗り越えて、最後は幸せに。いいんですけど、途中の描写が痛々しすぎて、読んでてちょっとひいてしまいました。ハーレなのに〜。いろいろいわれてる元夫の顛末については、わたしはスカッとしました。途中が痛かっただけに、それぐらいいいです！

森先生の作品はどれもワクワクして楽しくて良いですね！お話の内容、テンポが良いのはもちろんですが、人物の表情が素直に表現されてるのが印象的ですね。とてもきれいに描かれています。私はヒーローが嫉妬してる顔や目をチョット伏せているセクシーな顔が好きです。それに何度読んでも面白かったです。

ヒーローの傲慢さ（いやちょっと子どもっぽい？）がストーリーの最初の方で目立っていましたが、何だ、一目惚れでグイグイと押してしまったのねって感じでした。強引さはヒロインの立場になればちょっと厄介な気がしますが、基本的には一途で可愛い男性です。ある意味、ヒロインの信じられないわって感じの引き方も含めて、ハーレクインらしいと思いました。

ヒーローは悪女だとテンから信じ切ってるヒロインを『もてあそんだ挙句みじめに捨ててやる』つもりで乗りこんだのに、素敵なホテルで熱い一夜を過ごし（ヒロインがバージンだったことに全く気付かなかったところをみると全然乱暴ではなかった様子ｗ）妊娠が発覚したところすぐ結婚して家に連れ帰り父親にも紹介し…ちょっと嫌味を言う以外は普通に優しい旦那さんしている感じですね。お約束の『愛ゆえに！』というより、根っから真面目で育ちがいいんだなと思いました。硬質で清潔感のある作画のせいもあり、この手の話にありがちなキャラクターへの厭らしさ腹立たしさは感じず読後感も良かったです。

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文月先生の作品はセリフが洒落ていて内容も含蓄があって好きなのですが、このヒロインは弁護士ゆえか「まくしたて」が半端なかったですね。二人とも初対面ですぐにメロメロになっていましたが、あのノリのまま結婚してしまっては脆い関係になる気がするのでいろいろと考えることがあってからの方が結果的には良いと思います。ヒーローは二度と嘘をつけないでしょうけど。

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ＨＱにしては顔がかわい過ぎるような絵柄ですが、全身像は美しいですね。ヒロインの有能な仕事ぶりを描く場合、ボス・ヒーローの秘書としてか少なくとも同じ会社というパターンが多いのですがこちらは違っていて、仕事している描写も多いので新鮮でした。ヒーローはプレイボーイのようですが作中で他の女性は出てこないし、優しいので誠実キャラに思えました。

ヒロインのストーカーじみた行動に驚きました。言動も素直で葛藤がなくて真っすぐに育った感じ。親の財力に甘んじずに自立しようとしているのでてっきり常識的なのかと思ったら欲しい物は我慢できないお嬢様だったのですね。対してヒーローは葛藤だらけで本人同士は直接関係なくても、無関係では済まない身近な確執は悲恋の要素…　しかしあまり悲恋ぽくなかったのはヒロインが基本的に自分の好きなようにやってるからでしょうか。

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現実離れした人物設定が多いＨＱの中にあっても、今作ヒロインは変わりダネというか一際ヘヴィで苦悩がありますね。岩崎先生の絵は美しく、アクションシーンや邦題を象徴するドレスの後ろ姿も完璧なので完成度が高いと思います。動きのある絵は人物がイキイキとするしドラマとしても違和感なくていいですね。

ＨＱには珍しいくらいのボーイッシュな外見のヒロインですが、中身は心身ともに傷ついた影のあるウサギちゃんでした。初めての幸せを感じたのも束の間、また厳しい現実を突きつけられて元に戻ることにする辛さは如何ばかりかと。そういったキャラとストーリーが佐伯先生の絵と合っていてすんなり入ってきましたし、ヒロインには幸せになって欲しいと心から思えた次第です。

表紙の絵云々…で評価が低くつけられているのかな？私はとても素晴らしい作品だと思いました。読んでいくうちにそれぞれの想いが強く伝わってきて、胸が熱くなり、最後は涙と笑いが…。表紙と登場人物が違う点は、ヒロインが読みふけっている小説の表紙をあえて使ったんだなと面白く思いました。

忠津陽子の名前を見た瞬間、「うっそ～」と叫んでしまい即買いでした。むか～し昔、大好きだった作家さんがまたもやＨＱ作家陣に仲間入り。嬉しいことです。後書きによればブランクがおありだったようですが、そんなことは感じさせない丁寧な絵柄、可愛いヒロイン、魅力的なキャラクター達、ストレスなく楽しめるストーリーに満足いたしました。ただ、ヒーローがちょっぴり地味かもというところで☆一つ減らしちゃいました。ゴメンナサイ。でも、忠津先生の作品はもっと読みたいです。是非ゼヒ更なる企画をお願いします。