あっさりした絵で好きでした。ヒロインは７年ぶりに帰ってきたヒーローのことをもう少し信用して、秘密を打ち明けても良かったのでは？７年前の出来事に関しての態度にしても、ヒーローはヒロインに対してべた惚れだなぁと思いました。　

いまひとつ盛り上がりきれなかったの恋愛物だけど、失敗を恐れていては幸せはつかめないとか、失敗はしたけど大事な娘が出来て後悔していないとか、大事なものはお金では変えないなどなど、大事なメッセージは伝わりました。ヒロインの母親は１２回も結婚して異常だけど、いい味出てました。

解説で感じたようなヒーローとヒロインが敵対するような雰囲気はあまりなく、全体にヒーローがヒロインのことを守ってあげている感じでした。遺産相続については少しドロドロしてましたがヒーローとヒロインの恋愛はさわやかでした。

個人的に記憶喪失ものは好きでは無いのですが、現在のヒーローのヒロインに対する姿勢は悪くないと思いました。でもヒロインの許せない気持ちはとてもよくわかるし、ヒーローの部分的に記憶をなくした理由は身勝手なものだと思い苦手なストーリーでした。

自分の家族環境から現実主義のヒーローと夢見がちなヒロインが衝突しながらも、少しずつわかりあって意識していくのがとてもよくわかりました。最後はお互いに想いすぎてちょっとすれ違った部分もありましたが、純粋で素敵なストーリーだと思いました。

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話の筋はまあこんなものかな、という感想ですが、 見せ場になると2ページ見開きでどん！と大きな絵が出ることが多く、スマートフォンで見るとわけが分からなくなって困りました。 PC画面で見る分には問題ないですし、インパクトがあってよいとは思うのですが・・・ その点が少し残念でした。

よくテレビで出てくるような刑事物のラブサスペンスとしてはいいけど、どうしてもHQとしてみると私の中では得点は低めになってしまいます。ロマンスとしても悪くは無いのですが、事件が中心なので、ロマンスとしては中途半端な気がして。私だけでしょうか。

ヒーローは愛する人を見つけて結婚もでき、王位も継いで、この先ヒロインの父親の支援もきっと受けられそうだなと、勝手に想像してしまった（だって、会議すっぽかしてその後どう収拾つけたのかしらね？）。絵がすっごく綺麗で丁寧に描かれているのに、ラストの１コマのヒーローの表情だけが意地悪っぽく見えて、ヤッタネ！とほくそ笑んでいるように感じたのは私だけ！？

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知原さんの絵がとても好きです。ヒーローの４０歳がかっこよ過ぎる。この顔だと３５歳くらいでは。

正反対過ぎる双子だから、話や雰囲気が違う事に気づきそうだけど。ヒロインがいい子過ぎる！

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この一族のお話（気付けば７人兄弟？）はどれも不思議な感じだけど、面白いです。まさかパパのラブストーリーまであるとは思いませんでした。だけど、コレが一番落ち着いていて大人な感じ、なのに、時折大人なだけに今更感がある伯爵の躊躇いも垣間見れて、目が離せません。妙齢同士も素敵だけど、こういう大人な男性とのラブストーリも良いですね。

絵も美しい、ヒーロー＆ヒロインも素敵（ヒロイン兄とカーンもイイ味だしてるし）。一見冷たそうなヒーローがどんどんヒロインにメロメロになっていく過程がいい感じ♪今回は明記された“巨乳”美女なヒロインが個人的に私にはかなりのツボで、ＨＱ漫画にしては珍しくヒロインの胸がゆっさゆっさしていて目が離せなかったです！？

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最後まで楽しく読めました。確かにアルベルト最高！あの皇太子、天然に面白すぎ！シーツの件も笑いがとまらない。こんな皇太子だけど、アルベルトみたいなしっかりした執事と地に足がしっかりと付いているヒロインが一生サポートしてくれるだろうから、きっとお国は安泰、みんなハッピーな感じがしますね。

藤田先生の作品でなければ、星ナシです。 中途半端もいいとこ。 残念です。

2作品ともいいですね～。前半の「富豪の愛人」はヒロインが子供っぽくて正直『ん～』って思いましたけど、満足感はありました。後半の「ダーリンを探して」のほうが好きです。ヒーローのオールバック風髪形が気になりましたが、お母さんが最高によかったです。

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この著者さんは、なんとなく心があったかくなるようなお話を書くのが得意ですよね。読後に気もちが優しくなります。今回は、とても熱い想いを秘めているにも関わらず、顔の傷のせいで、愛から遠ざかっているヒーローの行動がなんとも切なく痛々しいです。著者の思うビロードの声が聞きたくて、ジェットストリームの声探して聞きました（笑）。

素敵なストーリーでした。このヒロインは本当に気立ての良い人ですね。ヒーローとおばあさんはなかなかのクセモノなのに、こうも上手くかわしていけるなんて、スゴイです！この３人のやりとりが何となく温かくて、気持ちが和んで幸せな気分にしてくれました。

傲慢以前におバカかも！？いくら何でもヒロインに愛人宣言していつまでも同じ関係でいられると思うなんて、ちょっと足りなすぎる！それで一緒にいるならば、それこそお金目当てのエゲツナイ女性だよ！その事を自分で気付いたのならば評価をあげたかったけど、結局従兄弟夫婦に言われるまで思いつかなかったので、最低男という事でストーリーも気分が盛り上がらず、ハート２つです。

またもや唯我独尊傲慢ギリシャ富豪ヒーローと、融通の全くきかないイギリスヒロインの話。よっぽどイギリス女性はギリシャ男性にセックスアピールと金の匂いを感じるんでしょうかねぇ… 私の知ってる限り、外国人の奥さんを貰った息子のギリシャ母はとても親切で、慣れない異国で頑張ってる嫁をすごく親身に助けてますよ。だから、息子もお母さんを大事にする訳で。もうイギリス人の書いたトンデモギリシャ富豪話は勘弁してもらいたい…(；´Д`A

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ヒロインの苦悩もヒーローの逃避も、心情が丁寧に描かれているのでどちらにも共感をもって読み進むことができました。だからこそ、ハッピーエンドを心から喜ぶことができて、一読後の幸福感が嬉しい作品です。　高山氏の作品はどれも、一つの作品としての完成度が高いので、安心して物語に浸ることができますが、この作品は特に心の奥にまで響いてくるものがあります。この先もきっとまた読み返したくなる作品だと思います。

我が家にもミニチュアダックスがいて、ダーリンとの喧嘩の時は、あの手この手で助けてくれます。それと重ね合わせて読んでいったので、もうマー二ーが可愛くて可愛くて。。。あんまりHQっぽくないかも知れないけど、すごく楽しく読めました～！ワンコ好きには堪らない一冊です。