このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

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この著者の絵は、けっこうかわいくて好みです。この話は同シリーズの他の2作ともつながっているようなので、そちらも読んでみたいところです。守られるだけでなく、行動派のヒロインが素敵。この時代では珍しかったかも、と思います。家柄や財産などがからんでくると、恋愛するのも大変ですね･･･。

芯のしっかりしたヒロインがいいと思います。自分の気持ちを見つめ、相手のこともきちんと見ていくことのできる女性ですね。意識せずとも、後悔しない生き方ができるように思います。キプロスの青空や夕日を見てみたくなりました。

具体的な当時の風俗が丁寧に描かれていて、話に奥行きを出しています。プルーデンスの性格がきちんと描かれているのと比べると、ヒーローの気持ちは、あまり描かれていませんが、その分、ヒーローの母親が代弁していたり、過去のエピソードを語ることで説明していたりします。HQの原作は長いものが多いようですし、これのように三部作までとは言わなくても、128ページよりもう少し長めの作品にしたほうが、読みごたえもあり、自然な作品が増えるのではないのかなぁ、と思ったりします。

仕事と家庭の両立に一度失敗したヒーローと、友人の死に自責の念を禁じ得ないヒロインとの物語。仕事やプライベートの色んな側面で、お互いに少しずつ助け合ううち惹かれるようになります。鉄の仮面をかぶったようなヒーローの弱さを徐々に見せるあたり、とても上手。ヒーローの妹キャラが良い味を出しています。

どちらのお話も、ヒーローおよびヒロインの気持ちの流れがよくわかります。小さなエピソードの積み重ね方がとても上手だと思いました。短いので、最後の終わり方がちょっと唐突な感じがしますが、どちらも、素敵な話だと思いました。やっぱり評価が4より高い作品には、外れがないなと確信しました。

オリンポスシリーズ、マドックス・ルシアンと原作・漫画とも面白く続編を楽しみにしていたのですが、レイエスで急降下・・・・。あまりにも前２作と絵が違いすぎて、なかなか入り込めません。 サビンでは、冬木先生で絵は好きなのですが内容が飛ばしすぎ（展開が急すぎる）のような気がします。 コミック２巻におさめるので仕方ないかもしれませんが、それなら３部作にしてもう少し内容も充実させてほしいです。 原作を読んでいない方には、どうしてこんな展開になるのか理解できないと思います。

自分の子どもを愛しているがために手放す決心をしたヒロインを思うと、とてもやりきれない気持ちになります。その後は自分を律しすぎて頑張るヒロイン。読んでいてヒロインにはほんとに幸せになってほしいと思いました。ロマンスだけではなく、ほんといいお話です。

おてんばなヒロインは中々行動的で軸がしっかりしてて可愛らしいです。そんなヒロインとは対照的に落ち着いていて優しい紳士なヒーロー。ヒロインへの想いを現わすために悩んでいる姿にメロメロになってしまいました。ほほえましい感じの作品だと思います。

しのざき先生のヒストリカルは初めて読みましたが、絵の感じがとても合っていると思いました。もっとヒストリカルを描いてほしいです。物語はサスペンスですが、謎解きは割と簡単だったかな？

シンデレラのような物語の設定なんでしょうけどあまり印象に残りませんでした。くればやし先生の絵は好みなんですけどね。

いや、最後まで読むのが正直辛かったです。まだ、原作を読んでいないのでなんとも言えませんが、恐らく原作だとヒロインももう少し魅力的なのではないでしょうか。あと、ヒーローも素敵じゃないし、唯一よく思えたのは、ヒーローのお祖父ちゃんだけでした。

全体としてはおもしろい作品だと思いました。ただ、ところどころで、本当にヒーローが気の毒になります。ヒロインも本当に辛そう。。。まあ、イギリスの大学生って得てしてこんな感じだし、特にオックスブリッジは本当にやっても驚かないけど、でもでも、もうちょっと大人になろうねって感じでした。

人物も背景も何もかもきれいで素敵です。私達は砂漠に住んでいるわけではないので、絵で美しく表現されるとすごく憧れます。ヒーローも浅黒い肌に黒髪、ヒロインに惹かれているのに自分では認めない感じとか、一途な雰囲気とか、何度読んでも楽しいです。なによりヒロインがうじうじしてなくて精神的に自立しているところがいいです。

見た目から惹かれ合っていくのはおきまりなのですが、もう少しお互いが人柄をわかり合えるシーンとかがあったら納得できたかなーと思います。ヒロイン側の性格描写が少なく、結局若くて見た目がよけりゃいいのね、という印象が拭えません。絵は可愛いのですけどね。

確かに、ヒロインの登場シーンは、多くの方が、反感抱いていらっしゃるように、私もあまり良い気はしませんでした。でも、大人になりきれない人はたくさんいますから、そんなに、目くじら立てなくても・・・ 可愛らしいヒロインだと私は思います。

同著者「運命の相手」に「大ゴマ・ぶち抜きを使いすぎなんだと思う。」というレビューがあって、私もまったく同感だったのですが、この作品も同じような気がします。好みの問題なのでしょうが、もうちょっと紙面を有効利用して欲しいかなと。それと正面顔の鼻がべったりと広く見えてしまうのは私だけでしょうか？この著者さんだとひいてしまいます。

黒田かすみさんの作品は大好物です。どちらかというと、ダイアナパーマーさんのイメージがあるのですが、この作品が大好きです。ヒロインの変身ぶりも大胆で魅力的ですが、ヒーローの誘い方もよかったです。いっつも不思議に思うのですが、どうしてそんなにブロンドって頭かるいってイメージがあるのでしょう・・・？

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面白いのですが、あとから特典つきを出すのって・・・特典部分を読みたいがために買うのはちょっと。。。会員登録期間で購入している人には差額だけで読めるようにしてほしいなと思います。この作者の作品は作画も好きなので今後も描いてほしいです。特典付きは全作品で言えることですが検討していただきたいです。同じストーリー二冊もいらないです。

登場しょっぱなからヒロインの印象が悪すぎて、読む気がなくなりました。

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なかなか進まない二人の関係。ヒロインがヒーローとの恋に悩み、フィアンセの元に戻ってしまうのではないかとハラハラしましたが、自分の気持ちに正直に生きてくれて良かったです。最後までひき付けられる、さすが橋本先生といった感じのお話でした。面白かったです。

立ち読みで惹かれて購入しましたが･･･あっという間に終わりました。後から詳しく見てみたら２編入ってるとのこと。良いお話で進んでいたのでもっと長く読みたかったです。でも原作も短編で作者が肉付けしてストーリーを膨らませたとのこと。仕方ないですね。

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話の流れは予想はつくけれど、強かったはずのヒロインがなんとなくかわいいのでいいかな。ＨＱでは多いけど、お金持ちでハンサムな男性にああも言い寄られたら、普通は好きになるよね。終盤がちょっと慌ただしかったので、もうすこし穏やかに終わりに持って行けたら良かったなぁ。

かっこいいヒロインというのもいいですね。仕事に一生懸命だし、ひどい元彼に正面から向き合おうとするのも素敵。仕事にも人にも誠実なんですね。本筋とは離れますが、朝食を作って庭のオレンジを搾ってくれる旦那様って、キプロスっぽくていいなぁと思いました。