泣かされましたよ～～。なにこのオンナ！って思ってたヒロイン頑張りがいいよ～～。

表紙だけでちょっと敬遠してたけど絵は丁寧だし（昭和のにおいがする）、ストーリーの流れは自然だし、共感できるところはいっぱい。ヒロインがシングルマザーになった過程はいかがなものかと思うけど、自立している女性はかっこいいですね（ちゃんとけじめをつけてヒーローのもとに戻ったとこなど）本当は星３つくらいなんだけどあとがきのイラストにキューンとなって星１個プラス。マンガ家さんってこういう表現ができるのがうらやましい・・・。

表情の変化のなさが影響してストーリーにのめりこめず・・・。読んでいるこちらも第３者的な冷めた目で見てるしか無くて、いつの間にか話が終わってました。

線が太くなって、目の描き方もかわったような・・・。８頭身どころじゃない体型だよね。そっちに気をとられストーリーはアタマに入ってきませんでした。

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ベンの放浪の理由を一言のセリフでさらっと書かれていて見逃しちゃうとこでした。画面の字も小さかったし・・・拡大して２度見しましたよ。そんな事件があったならヒーローがこんなにひねくれちゃっても無理ないかと。ヒロインの「前を向いて」というテーマが伝わってきてせつなかったです。

藤本先生の作品は好きな物もあるんですが、今回は表情のとぼしさ（あんぐりあいた口）がこの作品をのっぺりとした普通のお話にしちゃってるような気が・・・。 蛇足：橋から身を投げる！？いつの話だ？？と思ったら、けっこう前の原作でしたね。

ツボどころ満載の好きなストーリーなんだけど、もっと二人の気持が深まっていくのをを丹念に読みたかったな。もうちょっとページがあればよかったのかな。よくあるハーレのお話で終わっちゃった感があるから、星３つで。

半分くらいまではどうなるのかとワクワク、ドキドキ読んでいましたが後半の妊娠が発覚してからが拍子抜け・・・。意地悪のかたまりみたいな夫はいい人に変身しちゃうし、弟と甥もいい子になっちゃうし、ガースが嘘をついた理由もとってつけたようで説得力ないし、物足りない結末で、モヤモヤ感ＭＡＸです。

強がるヒロインってけっこうツボです。それを理解してあげるヒーローもいいなぁ。

後半（９くらいから）ちょっとだれたけど、ハートは４.５くらいかな。 膝の上で泣かれた時からデレデレなんて、１３歳差のロリコンかって思っちゃったけど、まあ許せる範囲です。 ヒロインはお父さんと理解しあえてよかったです。悪役の姉さんも個性強くて味がありました。

主人公が記憶を失って・・・よくある展開。エピローグが前半のじれったさを救ってくれたけど、ちょっとたるかった。 ヒーローの強引さも好みじゃなかった。

おとながどう頑張っても、子供（ハリー）と動物（クリームサイクル）には勝てません。ハリーの印象しか残ってないよ。 癒されました。クリスマスにふさわしいおとぎ話。

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