ハーレの甘～い世界ーの口直し的存在かなぁ。読むには、心構えが必要かも。 私的には、好きではないけれど嫌いでもないです。 ずるずると流されていたヒロインが、最後はキチンと自分でけじめをつけたのは、よかったんじゃないかな。物語後のサポートはヒーローがやってくれそうだし。

5年って…我が侭にも程があるだろ。普通に元婚約者に同情した。そりゃ気の毒だ。まともな成人男性にそれは浮気してくれって頼む様なもんじゃないか、おい。批難出来る立場じゃないだろ。むしろそれが出来たら別の性癖を疑う。それで浮気されてプライドの為にいきなりボスの愛人って極端すぎるだろ。しかもその後は秘書辞めるつもりって契約すら守る気なかった癖によくまあ人を責められるな。で、最大の疑問はいつ好きになったの？

と説教したくなるヒロイン父兄。役に立たないにも程がある。その分すんなり結婚を許してくれたけどさ。そしてあの状況で城に連絡するヒーロー父も肩書きと脳みそが見合ってないんじゃないか？ヒロインとヒーローにはまあ文句ない。

女性不信の塊だったヒーローがヒロインに惹かれいくのも、指輪はめるシーンも、誤解から失踪したヒロインを探して憔悴するのも、「どこだろうと飛んで行く」の台詞も、ドア開けるなり抱きしめるのも…要は作品丸ごとツボ過ぎて紙本も買った。小林さんの作品はどれもヒーローの表情が絶妙で凄く好き。

ヒーローも困ると思う。そしてあの状況であっさり関係持つヒロイン。長年の憧れの人とはいえそれはどうなのよ。まるで追っかけじゃないか。ヒーローの倫理観は酷いのでもう何も言いたくない。元の婚約者とは中身がお似合いだ。うん、主人公どちらにも好感が持てない。

ヒーローの自分勝手さにもう反吐がでそう。 勝手に思い込みでレイプまでしておいて、上から目線、しかも方向修正で結婚しよう？ あんな軽い謝罪でレイプが許されるものなの？ まぁヒロインもその気満々だったから、レイプじゃないとしてもさ・・・。 バカ男とバカ女でちょうどいいカップルなんでしょうね。 もう最近のセットになってるHQの内容ってワンパターンでいい加減にしてほしくなってきた。 ☆1つもつけたくないような作品ばっかり。

一発でヒロインが好きになった。うん、ヒーローが真っ逆さまに恋に落ちるのも納得。しかしタイトルはそぐわない気がする。プレイボーイなのは言われているだけで描写がなかったからか外見も含めてプレイボーイという感じはしない。どちらかと言うと誠実なタイプに見える。これに限らずタイトルが中身と一致しない作品はどうにかして欲しい。

原作が好きだったので、どうしても気になって買ってしまったんだけれど……お気に入りだった箇所がすっぱり、がっぽりと無かったことになっていて残念でした。　ヒーローからの不誠実な仕打ちに、何も感じられないほどに心がズタボロになってしまうヒロイン。ヒーローは自分でした仕打ちなのに本当はヒロインのことを愛しているから「自分が悪いことをしたのに、それを正すすべがない」「その原因を作った人間を罰してやりたかった。しかしそれは彼自身にほかならず、そうなるとどうすればいいかわからなかった」というように途方に暮れちゃうのですよ。（←こういうヒーローがカワイイと思える人に原作はオススメです）でも懸命に行動で示し続けるヒーローに、ヒロインも次第に心が戻ってきて…最初の方では、頑固で、偉そうだった二人が、まるで別人か？と思うほどにまーるく柔らかい人間になっていく様子がとても良かったです。全体の1/4くらいかけて語りますから２人の変わりっぷりも納得でした。ヒロインが教え子を「頭の軽い子」「大公の妻の器じゃない」と言う部分も、読みすすめると、本当は愚かでとりかえしのつかない失敗をしてしまった自分自身の若い頃を投影してそう言っているというのがよくわかります。　ただ、森さんの絵はとても雰囲気に合っていたと思います。ので★プラスです。もうちょっと尺があったらなぁ。惜しい。

怒りっぽくって我が侭で子供っぽい印象しかない。罵倒するわ、人の忠告は無視するわ、焼き餅だけは一人前…何様なの？そもそも留守電いれただけで相手から連絡も来てないのにそのまま助けて貰えると思ってる所がもう凄い。ヒロインが違ってたら楽しめる作品だったと思う。

「彼は私のことなんて何とも思ってやしなかったのよ」…何故その時点で何とか思って貰えてると思うのさ？凄い自意識過剰。夢うつつでヒーローに何度もああいうことしてるけど欲求不満の塊じゃないの？絵も画面も淡泊だし主人公二人も話も含めて魅力がない。

以前被害にあったことがあるのかと思ったらただの凄い自意識過剰だった。「自分の実ぐらい自分で守れる」ストーカーだと大騒ぎした人が？何の冗談？まあ後のヒーローの行動はストーカーと言っていい気もするけど…被災の話を聞いてヒーロー息子を気遣っても被災者を気遣う様子はない。まあ緊急時なのに電話で済ませないで会いに来るヒーローも問題だけど。ヒーローも行動がすきになれないけど、ヒロインの行動はもっと嫌。あの馬鹿げたラストは最低。こんな知事夫妻って嫌だ。

お国柄の違いなんだろうけど、どうにも受け入れられない。せっかくお互いの誤解が解けたのに何故わざわざスキャンダルの種を自ら作るのか？それともこの原作は監視カメラがまだまだ一般的でない程古い作品なの？

結婚式にヒロイン友人（って言って良いのか）がいるんだ？え、あれで友情続くの？ヒーロー教えてないの？

若気の至りはまあこの際仕方ないし、無理矢理養子に出された娘を一目見たい気持ちはわかるし、百歩譲って世話係にまでは許そう。問題はだ、あっさりヒーローと恋仲になって、真実を隠して結婚したこと。嫌われるのが嫌だから話さないって、どう言う神経してるの？しかもバレても居座るってヒーローや娘の気持ちを全く考えてないだろ。自分のことしか考えてない。強請られても全く同情出来ない。29歳でこの性格じゃあ、ヒロイン両親が孫を養子に出したのは正しい行為だったと思える。

これぞ正しい餌付けの仕方を見た気がする。告白シーンで笑いが取れるのは流石橋本さんと言うべきか…いやいやTVで波飛沫をバックに「弱虫じゃない！…はずかしくないよう強くなったよ」は十分恥ずかしい、視てる方が。ここまでキャラの描き分けと表情のバリエーションが多い作家さんはあまりいないと思う。

いきなりジゴロって発想が凄いよヒロイン。凄く頭悪そう。浮き世離れしてるというか何というか…あれだけ馬鹿な言動を繰り返して何故信じて貰えると思うのか？よく弁護士になれたなというか、何故この性格で弁護士設定にしたのか。「どうしてそれを疑えるのか不思議よ」と宣えるヒロインの頭の中身が不思議だよ。