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図解 老人の取扱説明書

図解 老人の取扱説明書

  • 平松 類

12万部突破のベストセラーが図解版で登場!

12万部突破で話題となった『老人の取扱説明書』が
図やイラストが多く、大きく見やすくなって登場!

老人の困った行動に対して、
・周囲はどうすればいいのか
・老人本人は何をすればいいのか
を突き詰めて1冊にまとめました。
どれも簡単で、すぐに実行に移せる方法です。

まずは、老人の困った行動の原因を
「認知症」や「頑固な性格」だと思わないこと。
実は、ここからすべては、はじまります。

「同じ話を何度もする」
「せっかく作った料理に、醤油やソースをドボドボとかける」
「赤信号でも平気で渡る」
…、
高齢者にこんな行動をされて困ったことはありませんか?
老いた親をはじめ、周囲の高齢者に対して、です。

すると、こう考えると思います。
「認知症がはじまったから」
「価値観が古く、新しいことを受け入れない頑固者だから」
「若い人へのひがみが多くて、性格が悪くなっているから」

確かにこういった可能性もありますが、
ほとんどは全然別の原因により、困った行動を起こしているのです。
しかも、これらの原因は、老化することで誰でも遭遇してしまいます。

本書は、老化とはどういった現象なのかを医学的に明らかにし、
実際に高齢者にどう接すればいいのか、
そして、高齢者本人はどういう行動を起こせばいいのかを解説しています。

現役の医師であり医学博士の著者・平松類先生が、
診療で10万人以上の高齢者と接してきた経験に加え、
国内外の膨大な医学論文やデータを読みあさって得た知識を総動員してまとめました。

従来のこういった本といえば、認知症や老人の心理にとどまるものがほとんどでしたが、
体の細部にまで踏み込んだのは、本書がはじめてです。

第1章 老人の困った行動3大定番
 その1 都合の悪いことは聞こえないふりをする。
 その2 突然、「うるさい!」と怒鳴る。でも、本人たちは大声で話す。
 その3 同じ話を何度もする。過去を美化して話すことも多い。
第2章 いじわる
 その4 「私なんて、いても邪魔でしょ?」など、ネガティブな発言ばかりする。
 その5 せっかく作ってあげた料理に醤油やソースをドボドボとかける。
 その6 無口で不愛想。こちらが真剣に話を聞こうとすると、かえって口を閉ざす。
 その7 「あれ」「これ」「それ」が異様に多くて、説明がわかりにくい。
第3章 周りが大迷惑
 その8 赤信号でも平気で渡る。
 その9 口がそこそこ臭い。
 その10 約束したのに、「そんなこと言ったっけ?」と言う。
第4章 見ていて怖い、心配…
 その11 自分の家の中など、「えっ、そこで!?」と思うような場所でよく転ぶ。
 その12 お金がないという割に無駄遣いが激しい。
 その13 「悪い病気じゃないのか…?」と思うくらい食べない。
ほか
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価格:880円
出版日:2018/08/07

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