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麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

TVで話題の校長先生、初の親向け 子育て論

東京のど真ん中に「学校の常識」をひっくり返している公立中学校長がいます。
宿題は必要ない。固定担任制も廃止。中間・期末テストも廃止。
多くの全国の中学校で行われていることを問い直し、本当に次世代を担う子どもたちにとって必要な学校の形を追求しているのが、
千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長です。

大人が手を掛けすぎて、何でも他人のせいにする…。
そんな今の教育に反し、改革を断行し、話題を呼んでいます。
一部始終を表した『学校の「当たり前」をやめた。』はベストセラーに、朝日新聞、NHKなどメディア出演も昨年後半から急増。
文部科学省など視察は後を絶たない。
現役ビジネスマンであっても関心の高い、日本の教育問題。
それを根底から変える、稀代の教育者が初めて親向けに子育て論を出版!

「子どものために」が自立をはばむ――。
名門と呼ばれる麹町中学に赴任するやいなや、課題を200も挙げ、次々と改革に着手されていった工藤校長。その視点には、教育界にどっぷりつかった者や親が思考停止してしまっていて、気づかない「気づき」が多くあるのではないでしょうか。たとえば、宿題をとにかくやらせる、運動会で結束をうたって組体操をさせる…などなど、大義名分の名のもとに慣習を変えられない教育関係者は大勢いるはずです。
そこで本書は、「その教え方は本当に正しいのですか?」と投げかけることで、多くの親の教育への思考をクリアにできるのではないか、と企画いたしました。「子どものため」を思いながら、逆に自律を妨げてしまっている規制やルールや思い込み。そこから自由になることで、真に現代に合った子育てを標榜する、そのための1冊をめざします。

はじめに
第1章 勉強の「正解」を疑う 学びの本質とは?
 宿題はいらない
 机に向かう習慣は、本当に重要ですか?
 わかっていることはやらなくていい
 大量の宿題は先生の都合
 定期テスト「一夜漬け」では意味がない
第2章 「心の教育」を疑う しつけの本質とは?
 「服装の乱れは、心の乱れ」って本当?
 「ルールを守らせる」に必死な大人
 「息子が宇宙人に見える」母親の苦悩の原因とは?
 どこまで厳しく叱ればよいか
 「あの子と距離を置きなさい」はダメ
第3章 「協調性・みんな仲良く」を疑う 多様性の本質とは?
 「みんな仲良く」を否定した全校集会
 「協調性」は子どもへのストレスになる
 違いを認める姿勢は、しずかちゃんに学べ
 意見の対立からすべては始まる
 多数決に頼らない生徒に育てる
第4章 「子どものために」を疑う 自律のために親ができること
 子ども同士のいざこざを仲裁していませんか?
 部屋の片付けに口を出すとどうなるか?
 熱中を見つけるために親ができること
 親のジレンマ 没頭はいいけどゲームばかりで大丈夫?
など
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価格:913円
出版日:2019/09/05

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