2020年からの新しい学力
教育改革で新しい学力は身につくのか?
「AI」「グローバル化」「教育改革」
予測できない未来に必須の「学力」とは?
●「テストで点数さえ取っていれば何とかなる…」の間違い
●教育現場の迷走とふりまわされる子どもたち
●3人に1人が問題文を理解できていない
●教育改革を阻むのは、保護者であるあなた自身
●子どもを伸ばす教師とダメにする教師
●20年後に残る仕事とそのために必要な学力
●子どもが身につけるべき3つのこと
2020年の大学入試制度改革の根底には、文科省による「知識の活用」を目指す大規模な教育改革が存在する。
しかし、新しい教育体制にすべての子どもがスムーズに対応できるとは限らない。
予想されるのが、これまで中間層にいる子どもたちが陥る学力危機である。
教育制度改革によって直面する問題とはなにか。
教育現場の実情を踏まえて、それにいかに対応していくべきかについて論じていく。
はじめに
序章 真に必要な「学力」が見失われている──志望校に入るための「勉強力」は、本来の「学力」ではない
第1章 2020年大学入試改革にはじまる「教育改革」の“落とし穴”──高く掲げる理想はよいが、現場が対応できない
第2章 生徒たちの「学力」の現状とは?──「読解力」のない子どもは、AIに使い倒されてしまう
第3章 こんな学校に子どもを預けてはダメ──注目は“マイルドに管理しつつ背中を強く押す”系でない新興勢力
第4章 こうすれば子どもの学力は伸びる──子どもを型にはめて、伸びる芽を摘んではいけない
第5章 子どもが必ず身につけるべき三つのこと──「想像力」「デザイン力」「自分軸」が鍵だ
おわりに
主な参考文献
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(C) Ichiro Ishikawa 2019
出版日:2019/09/05