死ぬまで歩くには1日1分股関節を鍛えなさい
転倒、骨折、関節痛…
股関節で9割防げる
一生元気に歩き続けるためには股関節を鍛えるのが重要。本書では股関節を1日1分でできる股関節ストレッチと股関節を痛めず長時間歩ける股関節ウォーキングを紹介する。
寝たきりの原因は、脳卒中、認知症、心臓病などさまざまありますが、
厚生労働省の統計によると、寝たきりの原因の30%が、「骨折・転倒・関節疾患・衰弱」など運動機能の低下だと言います。
骨折・転倒を防ぐには体のバランスを保つこと、関節の疾患にならないためには、
関節の可動域を広げ関節に負荷をかけないこと、衰弱しないためには関節と筋肉がよく動くことが大切です。
そこで重要なのが「股関節」です。
股関節は、下半身と上半身をつなぐ体の要となる関節。
股関節が歪んだり、すり減ると、体のバランスがとりづらくなってしまいます。
また、股関節疾患だけでなく、
足首関節やひざ関節の疾患の原因の多くも股関節の歪みによって
大腿骨や脛骨・腓骨(すねの骨)がねじれることで起こります。
関節が歪んだりすり減って動きが悪くなると、筋肉も動きが悪くなり、衰えてしまいます。
だから、股関節の歪みと硬さをとり、柔軟に動けるよう鍛えることが、重要なのです。
そこで本書では、股関節を鍛え一生元気に歩き続けるための
1日1分でできるストレッチと歩き方を紹介。
歩く動作は、日常動作のためそのクセが股関節を痛め、歪ませている可能性大です。
むしろ股関節が歪んだまま歩き続けるのは、寝たきりにつながります。
正しい歩き方をするためにも、ストレッチで股関節を鍛えることが重要なのです。
股関節を鍛えるストレッチと歩き方で、
歩き続けても疲れなくなった、転ばなくなったという人だけでなく、
巻き爪やハンマートゥなど足のトラブルがなくなった、むくみがなくなった、ひざが伸びて脚がまっすぐになったという人多数。
その変化は12万人が実証済み。
プロローグ 100歳まで歩ける体は股関節で決まる
1.人は「股関節」から老ける――なぜ股関節が重要か解説します
2.実践! 股関節ストレッチ――1日1分からはじめよう
3.実践! 股関節ウォーキング――いくら歩いても疲れない! 転ばない!
[COLUMN]股関節ウォーキングQ&A
4.股関節を歪ませない新習慣――100歳まで歩ける体をつくるコツ
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(C) Masako Minami 2019
出版日:2019/07/19