文章力が、最強の武器である。
トップライター直伝の影響力を高める文章術
【7万部突破『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』著者最新作!】
メディアより、広告より、「個人の文章」が強い時代――。
数多くのベストセラー書籍に携わってきたトップライターが、
あなたの影響力を高め、人生を変える文章の書き方を教えます。
【文章には他人の人生を変える力がある】(「はじめに」より抜粋)
文章を公開することは、
「人を動かす力を公(おおやけ)に向けて行使する」
ことです。
どんな文章(=言葉)にも、人の心と、人の行動を動かす力があります。
商業媒体はもとより、ブログ、SNS、プレゼン資料、メールも、それを読む相手の心と行動に、何らかの変化を及ぼすものです。
しかし、何も知らず、何も学ばずに使えば、人をたやすく傷つける凶器にもなります。
武器を人助けに使うのか、人を傷つけるために使うのか……。
それは、書き手のリテラシー(読み書きの能力、文字を活用する能力、書き手の資質)に委ねられています。
だからこそ、「武器の正しい使い方」とともに、「武器を持つ者のあり方」を学ぶ必要があります。
本書は、「僕自身の30年の経験」と「僕が出会った文章のプロのノウハウ」を基に、「文章の基本」と「文章を書く上で大切な考え方」をまとめたものです。
通読していただくことで、文章の書き方が身につくだけでなく、文章の力を、
「コミュニケーションを良くするため」
「穏やかな人間関係を築くため」
「伝えたいことを正しく、自分らしく表現するため」
そして、
「誰かの役に立つため」
に使えるようになるはずです。
はじめに
序章 文章力を磨くことで身につく「5つの力」
ビジネスの現場で、文章力が必要な理由
第1の力:時代を超えて普遍的に求められる「論理的思考力」
第2の力:AIに立ち向かえるようになる「読解力」
第3の力:仕事のミスやSNSのトラブルを減らせる「コミュニケーション力」
第4の力:思考をどんどん深められる「言語化力」
第5の力:不確実な未来を生き抜くことができる「稼ぐ力」
第1章 文章力が劇的に上がる「3つの視点」
才能やセンスがなくても、文章は上達する
プロは必ず、文章の機能を意識している
プロは必ず、「読者がいる」ことを前提にしている
上手な文章に必要な3要素
第2章 文章の内容をおもしろくする「8つの考え方」
「どう書くか」よりも「何を書くか」
内容をおもしろくする6つのポイント
お芝居から学ぶ「おもしろさ」の2条件 読者の感性をあてにしてはいけない
第3章 文章をわかりやすくする「5つの型」
大学生の添削をしてわかった「書き慣れていない人」の文章の特徴
「型」を使うと、誰でも論理的な文章が書けるようになる
【結論→説明】すべての文章の型の基本
【結論→箇条書き】要点を箇条書きにすると、読み手の負担が軽くなる
【結論→理由→具体例→結論】結論を2度書くので、読者の印象に強く残る
【概要説明→印象に残ったこと→コメント】書評、レビュー、感想、インプレッションを簡単に書くには?
【問題提起→現状分析→解決策】論文で問われるのは、結論の正しさよりも、思考のプロセス
「型」を真似るのが上達の近道
第4章 文章を読みやすくする「8つのコツ」
書きはじめる前に知ってほしい4つのこと
文章の基本は、「短い文」を積み重ねること
1文を短くするための6つの方法
改行と空白行で、見た目の印象を整える
読みやすい文章のバランスは「漢字3割:ひらがな7割」
接続詞は、できるだけ少なくする
言葉の位置関係を変えるだけで、誤読がなくなる
「語尾」を工夫して文章にリズムをつくる
書き終えたばかりの文章には、絶対に、おかしなところがある
第5章 文章力が身につくと、人生が変わりはじめる
書く力があれば、誰かの人生を変えるかもしれない
自分のためにも、読み手のためにも、ポジティブな言葉を発信する
とにかく書く、たくさん書く
おわりに
続きを読む
(C) Yutaka Fujiyoshi 2021
出版日:2021/04/21