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世界史で読み解く西洋絵画

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世界史で読み解く西洋絵画

  • らち まゆみ

有名絵画の“本当の魅力”は、歴史の中にあった――。

「この絵はなぜ生まれたのか?どうして人を惹きつけるのか?」
美術作品の背後に横たわる“歴史のストーリー”を読み解けば、名画の「意味」と「理由」が鮮やかに浮かび上がります。
本書はルーベンス、ミレー、ゴッホ、セザンヌなど名だたる巨匠の作品を、「世界史」とのつながりから読み解くまったく新しいアート入門書です。時の権力者、戦争や革命、宗教、そして人々の日常……。作品の背景にあるドラマを知れば、観え方が驚くほど変わります。
世界史を通して、あなたの美術鑑賞がもっと自由で深い“自分だけの体験”になる1冊です。

※カバー画像が異なる場合があります。

はじめに
序章 “世界史”を知れば、西洋美術がもっとよくわかる!
その絵の「意味」、わかりますか?
・「なぜ?」「どうして?」は“美術史”だけでは見えてこない
・戦争、疫病、時の権力者……。美術は“世界史”の影響を受けている
・「作品の魅力」がもっと見えてくる!
1章「戦争・革命」の影響を受けた絵画
・マルスから平和を守るミネルヴァ――三十年戦争の和平に使われた絵画
・夜警――オランダ黄金期の象徴
・マラーの死――激動のフランス革命
・カナの婚礼――ナポレオンの戦利品
・落ち穂拾い――第二帝政のなかで浮かび上がる社会問題
・死と火――ナチスの支配から逃げる人々
2章「時の権力者」の影響を受けた絵画
・最後の晩餐――権力争いの中で生まれた傑作
・ラス・メニ―ナス――スペイン黄金時代の権力者たち
・レディ・ジェーン・グレイの処刑――権力争いに巻き込まれた少女
・ぶらんこ――フランス革命前夜の権力者たち
・モスリンのシュミーズ・ドレスを着た王妃マリー・アントワネット――民衆を鎮めようとした権力者
・イワン雷帝とその息子イワン――権力者への提言として使われた絵画
3章「地理」の影響を受けた絵画
・眠れるヴィーナス――キャンバスを発展させたヴェネツィア
・神の子羊――スペインの気候が生んだ光と闇の対比
・我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか――タヒチに田園風景を求めた
・叫び――異常気象をとらえた絵画
・解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号――日本と似た気候のイギリスに生まれた水彩画
・第九の波――海軍力を重視したロシアの絵画
4章「交易」の影響を受けた絵画
・死の勝利――人の移動がもたらした疫病の蔓延
・ヴァニタスの静物――交易で得た富と空虚
・教皇インノケンティウス10世の肖像――人々を魅了した赤い染料
・ポンパドゥール夫人――東洋文化に憧れた貴族
・グランド・オダリスク――異国趣味と官能美を求めた絵画
・サロメ――西洋に絶賛された日本文化
5章「技術革新」の影響を受けた絵画
・真珠の耳飾りの少女――カメラ技術の発展が支えた光の演出
・鉄道――蒸気機関の発展
・グランド・ジャット島の日曜日の午後――テレビと同じ原理で描かれた絵画
・ひまわり――工場で偶然生まれた色
・接吻――官能に隠された医療の進歩 ほか
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価格(税込):2,090円
出版日:2026/09/26

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