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長い小説を短い漫画にするのは大変だと思います。 が、その作業に対する技量が余りに足りない作品ではないでしょうか。 ただ、この漫画を読んで原作は読んでみたくなりました。 漫画でストーリーは分かったけど、消化不良のせいでしょうか。 最後はほんのり心が温まる作品でした。

ハーレクインを読んでいての一つの不満は、二人がくっついた所で終焉を迎え、高まった気持ちを突然終了にさせられてしまう事。 余韻に浸る事無く、高まった状態でぷつんととぎらされる事が毎回不満です。 なので、その後どうなって行くのかが知れて、穏やかに本を読み終えられたので、私としてはとても気持ちよく本を閉じた気分になれました。 読書も運動も、クールダウンまでして一区切りが一番気持ち良いかな？

麻生歩さんはかれこれ20年以上前からファンなのですが、やっぱり絵が綺麗で大好きです。 今回は原作が余りごちゃごちゃした話ではなかったのかな？ かなりストレスのない良い作品だったと感じました。 ヒーローもヒロインも好感が持てて、読んで気持ちの良い作品ですね。 久しぶりに即断で☆５です♪

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常々思うのですが、単行本として１冊にまとめようとしているのが、現在のハーレクインの間違いではないかと思うんですよね。 この作家さん、絵は綺麗だし、ストーリーさえ上手くまとまっていれば・・・と、大変惜しい気持ちになりました。

作画の方には申し訳ないですが、ハーレクインの非現実的な内容を表現するには、まだお早いのではないでしょうか。 ヒーローが格好良くありませんでした。 夢を売るのがハーレクインの役割なのですから、絵的にもヒーローが格好良くなければハーレクインを読む楽しみがありません。 あと、原作は読んでいませんが、恐らくストーリーとしては面白いんだと察します。 が、ストーリー構成の稚拙さが・・・流石に辟易としてしまいました。 ハーレクインのコミックスを読んでいて最近思うのですが、画力にしてもストーリーの練り方にしても、乱発しすぎてる影響かレベルが余りにも下がりすぎではないでしょうか。