ヒロインが頑なで視野が狭く、勝手な憶測で決め込んだり… 読んでいてイラっとすることが多々ありました。 話の流れが デリケートな心の傷を扱うストーリーな割に性急で… 置き去りになったままの問題もあり、腑に落ちない感じです。

ヒロインとヒーローの言葉の応酬や、敵対する人々との世の本質を見抜くようなやりとりが面白かったです。絵も良くて、この時代の世界観をビジュアルでも楽しめました。 原作を読みたくなるような作品でした。実際に読んでみても落差を感じることなく二度美味しい思いができたかな、という満足感。