最初は難しい医療用語とか多いな～って思ったのですが、わかりやすく書いてあったので読み進むうちにだんだんお話にのめりんでしまいました。 国際テロに巻き込まれた赤ちゃんの命を救いながらも、同じ病で失った我が子と元旦那の思い出に苦しむヒロインです。 でも出会いのはじめからヒーローはヒロインにゾッコンで、ゲイの友人もいい味を出し、いつしかヒロインの傷も癒えるのでした。 ハーレクインにありがちな傲慢なヒーローではなく、素直にヒロインを愛し、仕事に打ち込むヒーローがかっこよかったです！

巡礼の旅に興味があったので、スペインの教会や港の背景などがしっかり描かれていてよかったです。 ずーーと前に、もう何年前だろ？っていうくらい前なのですが、原作も読んだことがあります。 展開は小説とほぼ同じ感じなので、ギュッと凝縮されてテンポよくお話が進み、面白く読めました。 亡くなった家族との思い出と巡礼、そして新しい命ベビちゃんを通して二人が結ばれていくところにホロッとしました。