この作家さん唯一の売りである建物、背景などもページによっては奥行きがなくペラペラで、空間のゆがみというか部屋が絶壁のようになってるところもあって、途中でだまし絵を見ているような気分になりました。 人物は本当に、本当に、心の底からへたくそ。 たぐいまれな美貌のはずのヒロインと同じくらいきれいなお姉さん。スーツが描けない。後姿もおかしい。動きもない。正面顔では鼻の穴がでかすぎる。それから、ヒーローの顔に吹き出しかぶせるのだけはやめてほしい（笑っちゃう） 肝心のお話は、ヒロインの過去を思えばつらいですが姉妹は被害に遭う直前で救い出されているし、ヒーロー娘に寂しい思いをさせたところはヒロインの自己憐憫自己満足な風に映りました。

遠回りするのは2人の勝手だけど周りを巻き込みすぎてｗ　　ヒロインがとにかく自分本位だなぁって感じで、23歳でミニスカニーハイソックスっていう服の趣味も正直子供っぽいなあ。　　結婚式の費用を新婦側の親戚に出されるなんてコリンは男としてのプライドないのかって感じ。親の会社のイメージもあるはずなのに。理解ある風に引き下がってくれるけど紙一重ですよね、大した気持ちじゃなかったとも受け取れる。　　そしてとにかく薄っぺらくてもう終わり？って感じでした。根本的にストーリーが面白くないです。絵は言わずもがな。

本当に働いてる21歳？ってくらい頭が軽く後先も考えず思慮深くなく下品で感情的であげく暴力的。婚約者から乗り換えてまで結婚する相手を信じると言っても口先だけで自分の気持ちが最優先。主人公なのにどこにも魅力がない。 この方の描かれる絵は本当に毛量が多くて頭が重そう。（反して中身は何も詰まってないように軽い）ほとんど見えてないはずのヒーローの額に入った斜線は何を表現しようとしているのか？表紙を見たときはファンタジーものかと思いました。