ヒーローとヒロインが自分を取り戻していくお話でした。互いに傷つけあっても、その点に関して筋を通す大人な二人。しっとりとした雰囲気と美麗な作画も素敵です。 ヒロインの素性がバレたときのヒーローの一族の対応がやや聖人すぎる気もしますが(ぶっちゃけあの状況ならもっと疑われても仕方ない)、それだけ信用に値する印象を残せてたってことですかね。

台詞回しが単調に感じました。原作からの抜粋箇所の問題なのか、吹き出しの微妙なタイミングや場所の問題なのかわかりませんが…。そのせいでやや物語が山場なく淡々と進んでしまっている印象を受けます。原作も良いし作画も良いのでもったいないなと感じてしまいました。

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