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子爵に片想いさちみりほ/アン・アシュリー
やっぱり みりほ先生はいいアレンジする 評価5 5

ヒストリカルなのに、現代劇というか口語体というか、ヒストリカルの定番表現みたいな、丁寧語の言い回しやらしきたりやらが殆どないお蔭で、とても面白く仕上がってると思います。 「お邪魔しまっす!!」と言いながら扉を開け放ちヒロインを捕まえるヒーロー。 いや~貴族らしからぬ振舞いの数々は楽しかった。

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ハイランドの野獣 1藤田和子/テリー・ブリズビン
原作読了済 評価5 5

ロマンスでもありますが、原作は意外にサスペンス風味がある作品です。注意深いヒーローですが、意外な人物が黒幕です。この作品に登場する ルーリク、ダンカンもそれぞれに物語があります。それらも藤田先生の手で作品になるといいなぁ。 ルーリク、ダンカンの物語もとてもいい作品です。個人的にはダンカンの物語「禁断の花嫁」が好きですが、中々難しいかなぁとも思うけど、是非見たいなぁ。

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愛と復讐の誓い楠桂/ジョアン・ロス
シリーズ物はそのように分類したほうがいいと思う。 評価1 1

「きっとまた会える」著者:橋本多佳子 のシリーズなのね。 でもまぁ、この作家さんは一世を風靡しただろうけど、どうにもあのオカルトチックというか絶叫系というかひたすらロマンスには向かない感じ…変身できるのかな。

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鷹の公爵とシンデレラ 2【あとがき付き】原ちえこ/キャロル・モーティマー
電子書籍でも 評価5 5

紙の書籍と何が違うのでしょう?構成を考え作り上げていく手間は変わらない筈。パソコンが書いてるとでも思っているのでしょうか。パソコンはあくまで「ツール」です。作家という人間が係わらなければ作品は生まれないのではないでしょうか。 急げなどという作品の感想とは全く関係のないコメントを何人もの読者がみることを、意識するべきではないでしょうか。作品に関係のない問題は運営側の問題でありましょうし、訴えるべき場を間違えていると思います。 では、感想をば。出会いのシーンは若干インパクトが下がりましたが、ヒロインとヒーローの出会いの意外性としては、申し分ないかと。意外に長兄カッコいいようでかっこ悪いです(^^ この作品群では妹の作品が一番「濃い」と思っていますが、徐々にセントクレア兄弟の様子が明らかになり、アラベラの巻が楽しみです。気が強いというのか、自立志向のヒロインは輝くばかりで楽しいです。

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追憶の赤いばら【あとがき付き】さちみりほ/キャサリン・ジョージ
心に染み渡る 評価5 5

晩生な二人の恋物語。どんなに歳月を経ようとも色褪せない想いはあるものです。 キスどまりの愛情表現しか描写されていませんが、誠実であることで互いの 想いの深さを伝えています。やはりこの作家さんのセンスはいいですね。 慎ましやかな愛情表現であるにもかかわらず、より以上の深い愛情を表現しています。

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薔薇の王国へようこそ【あとがき付き】津谷さとみ/メレディス・ウェバー
優しい作品 評価5 5

この作家さんが手掛ける作品はとても優しく美しい雰囲気をまとい 特に子供の描写が愛らしく読む者に安心感を与えます。 後から原作を読みましたが、どちらも良い作品だと思います。 ヒロインを国に迎え仕事のために一人先に行く時、ヒロインを振り返る姿が色っぽく…感じたのは私だけでしょうか ^^;

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薔薇のレディと醜聞 1原ちえこ/キャロル・モーティマー
セントクレア4兄弟の次男 評価4 4

原作読了済。コミカライズされるとは思わなかったのですが、意外なような当然のような作家さんの手による作品となりました。ヒストリカルはシリアスなものという印象を持つ中で、この3兄弟+末の妹は性格が全く違う上、笑いを含む作品です。長男の話が次のようですが、ヒロインとの出会いのシーンをあの通りに再現するのか楽しみです。今作に登場するアラベラ(妹)も将来を予感させる表現です。 この作品は前後の作品を繋ぐような位置づけで、これだけでは見えてこない関係もあります。しかし、これだけでも綺麗にまとまるように仕上げられていますので満足感は充分あると思います。

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プレイボーイに魅せられて 1瀧川イヴ/スーザン・マレリー
グロリアに注目! 評価5 5

祖母vs孫の闘いに見えていたけど、グロリアの不可解さを紐解く作品でした。今までのヒロインも相当に強者だが、今作のヒロインも強い。完全瓦解するかと思われたブキャナン家を見事な方向転換。また、扱う題材が生命にとって回避不能の現象であること、また人との関係性でデリケートな分野でもあり軽くない筋立ての中で深まる二人の想いは見事でした。

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灰色の伯爵さちみりほ/パトリシア・F・ローエル
原作もコミックも物静かな 評価5 5

伯爵ですが、その性格はかなり違います。コミックから入りましたが、原作を読んで一寸ドキドキです。どちらの作品でもヒロインを大切に想っているのですが、穏やかで決断力はありますが性格的には丸っきり違う。どっちも素敵な伯爵です。あ、愛情表現が控え目なところは共通するかもしれない。

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船上の花嫁【あとがき付き】さちみりほ/デボラ・ヘイル
撚り合わさった絆の強さ 評価5 5

これまた原作読了済みですが、素晴らしいセンスの作家さんです。遭難後、当初の目的通り目的地を目指すヒロイン。その後を追い付き添う事になったヒーロー。まだ見ぬヒロインの婚約者の存在を頭の隅に感じながらも惹かれあう二人。様々な差別・暴力に曝されながらも最後は真実の愛を選び取ったヒロイン。どちらも何度も読み返したくなる作品です。

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罪深きワルツ【あとがき付き】さちみりほ/ポーラ・マーシャル
原作を読了してますが 評価5 5

やはりセンスの良い作家さんです。小説のあの分量を雰囲気を損なわずにコミカライズし、さり気なく笑いを散りばめ綺麗にまとめてあります。原作はもっと山あり谷ありですが、二人の関係の破綻をめぐる事件ではなく、二人が巻き込まれた事件に二人がどう接していたか、そしてその事件を通し二人が新たな関係を導き出した顛末です。オペラ座のアポロンは作家さんのセンスで生まれた名場面ですね (^^

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すれ違いのマンハッタン緒形裕美/バーバラ・ダンロップ
【ネタバレ】脅迫事件は? 評価3 3

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熱いバレンタイン【あとがき付き】さちみりほ/ヴィッキー・L・トンプソン
コミックも原作も 評価5 5

この漫画家さんが好きなので全作読みつくし、ついでに原作も読みたくなりあっさりしてる作風のものを選んで読んでみたところ、ここ一番ってところはどっちのヒーローも同じなんですが、意外な原作ヒーローに一寸ドキドキでした。原作をしってコミックが白けるわけではなく相乗効果というのか、どっちも楽しい。原作はロマンチックで策士風ヒーローです。 漫画家さんのセンスは凄くいいと思います。

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軽はずみな誘惑【あとがき付き】篠崎佳久子/ジェイン・ボーリング
かわいい 評価4 4

領域が重ならない二人が或る一点から接点を持ち始め、互いの領域を重ねていく過程が面白い。傾向が異なるけどどちらもはっきり意思表示するのに、離別に至らないのは相手を望む想いのベクトルが一致しているからなのかもしれない。 心配性のヒーローとおおらかなヒロイン、ラストの告白はどちらのベクトルも一致していて楽しかったです。

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