さちみりほ先生の作品てフワフワアマアマな雰囲気のイメージがありましたが、こういうハードなヒロインもすてきです。ヒロインの華やかなキャリアの裏の脆さ、はかなさがとってもうまく描かれていて、まさに蝶！　ぶれないヒーローもすてきでした。ついでに、さちみりほ先生の描くおばあちゃん、かわいくて好きです。

Alejandroはふつうはアレハンドロと読むのでは…。漫画ではなく原作のほうのミスだとは思うけど、こういう初歩的なミスには萎える。気になって内容が頭に入らなかった。絵はきれいなんだけど。

深いメッセージが込められた、ただのファンタジーにとどまらないお話。たしかにセリフが多くて若干読みづらいですが、不必要なセリフはないと感じます。とはいえ、旧ビューアではごちゃごちゃした感じで読みづらく、新ビューアでないと楽しめませんでした。ちなみに、紹介文に「だが祖母は彼に殺されたという噂があって…!?」とありますが、これは完全な間違いです。これを書いた編集者さん（？）、適当に流し読みしたんでしょうか。よっぽど読解力が低いんでしょうか。いずれにしろ、作品や作家さんに対する愛がないなあと感じました。

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歌うようなフレーズが彩りを添える，スイートなお話でした。クスッと笑えるところも随所にちりばめられ，最後にはウルッとさせられ，大満足です。さちみりほ先生の描く甘甘テイストなハーレが大好きですが，その中でも特にお気に入りの作品になりそうです。

悪人もバカもいないし、ヒーロー・ヒロインとも色んな意味で大人で、最後まで安心して読めました。そして、赤ちゃんがむちゃくちゃカワイイ！！いつもうさぎのぬいぐるみの耳をしゃぶってるとことか、絵の問題だけでなく、視線とかしぐさとかを含めて赤ちゃんがちゃんとリアルに描かれてるのは、なにげに珍しい気がします。赤ちゃんを追って読み返したら癒されました（笑）

確かに読みづらい…。原作の訳があまりこなれていないのを、そのまま使っちゃった感じ。黒田かすみ先生の作品は大好きなので残念。

トラウマだか知らんがいい年した大人がガキすぎる。私はちょっとムリだなー。麻生先生の純情な耐えるヒロインは好物なのでハート1個増量で。

最初に抱きついた時、すぐに人違いでしたごめんなさいって言えば済んだのでは？っていうかフツー言わないか？フツーに失礼だし。そしたらそこで話が終わっちゃうけど…（笑）そもそものきっかけに説得力がなくてなんだかなあって感じ。作画は…気合入りすぎでしょう（笑）緩急がなくてひたすら押しまくる感じなので疲れます。

いやーん、なんて素敵なの～～。イキイキしててリアルなのにロマンチックで夢があります。今まで読んだHQの中で一番好き。ラストシーンもHQらしからぬ品のある美しさ。庶民的な設定なのにどんな貴族や王族が出てくるものよりも上質の気品を感じさせるのは、漫画家さんの力量なのでしょう。会員登録期間で購入してよかった。元気でハッピーになりました。

ストーリー的にも漫画としての出来の面でも読みづらいのひとこと。 ヒーローは出来損ないのバンコランて感じｗ そして「ドュボワ」って（笑）「デュボワ」でしょ、フツウ。編集さんもっとちゃんと仕事してください。

ひどすぎて受け入れられないっていうのもよく分かるんですが、ヒーローが熱烈にヒロインを求める気持ちが伝わってくるから（表現のしかたが歪みすぎだけど）、どうにも魅力を感じずにはいられない作品なのです。きれいな夢物語じゃない、ある意味でリアリティのあるお話を美しくみせているのが、やっぱり漫画家さんの力量だなあと思います。

音楽でいったらイントロだけで終わってしまったようなお話でした。エコノミーコミックセットは初めて購入したのですが、やけに低評価の作品ばかり集めてますね。わざと？？　読みたい作品が入ってたからどうせならと思って買っただけなので構わないのですが、絶対更新はしません。

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ギリシャ人ヒーローが時代錯誤で傲慢なのはお約束だから仕方ないとして（考えてみたらギリシャ人に失礼な話ですが）、ヒロインのほうはたぶん、よく言えば独立心旺盛で芯が強い女性ということなんでしょうけど、こういうぶつかりあうパターンのお話で、単なるヒステリー女にならないようにうまく描かれている作品はなかなかないものですね…。原作の問題なのか、作画の問題なのかは分かりませんが。何にせよ、私はこんな疲れるお話じゃなく、読み終わった後に元気になったり、やさしい気持ちになれるお話が読みたいです。

漫画家さんはビッグネームといっていい部類の方のはずですが…なんだろうこの違和感。根本的にHQと相性が悪い？？ヒーロー、ヒロインとも幼く見えすぎるせいもあるかもしれませんが（高校生みたい）、なんかセリフが絵から浮いてしまってる感じで、うまいはずなのに入り込めませんでした。何というか、艶がないのですよね。ラブシーンにも全然色気を感じないし。あと、皆さん指摘されてるヒーローの目の下のクマが悪役っぽくて怖かった。

ヒーローに腹は立つけど…なんで許せるのよ！？って思わずにはいられないけど…でも、可憐で不憫すぎるヒロインに幸せになってほしいから、やっぱり許せて愛を受け入れられてよかったです。なによりも、ヒロインの気持ちが「かわいそうなシチュエーション」頼みじゃなく細やかに描かれていて痛いほど伝わってきて、涙なしには読めませんでした。こういうところが漫画家さんの力量というか腕の見せ所なんだろうと思います。

たぶん面白いけれど、シリーズで最初から読まないとちゃんと楽しめない感じ。Ｈ・Ｈの話はいちおう完結しているけど、周辺の話で分からない部分が多すぎる。完全に「途中」の話なので消化不良です…。こんなに独立性の低い作品を単独でセットに入れないでほしい。それともシリーズを購入させるようにとの誘導戦略のつもりなんでしょうか。

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お話としては特にひねりがあるわけでもなく分かりやすい展開ですが、ところどころ、ヒーローのオンナゴコロに刺さる口説き文句にクラクラっときました（笑）。絵柄的に若干ロリコンぽく見えなくもないですが…でもかわいいからよしとします。やっぱりシンデレラストーリーはありきたりでも鉄板ですね。

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番組に関しては嫌な感じだなあと思いましたが、ヒロイン家族間の細やかな愛情がよく描かれていて、またヒーローも、お決まりの不幸な生い立ちのやさぐれヒーローとは一味違い、その過去を乗り越えようと努力している人で、心に沁みるセリフが多く、設定で納得いかない部分はあまり気にならずに読みました。ロマンスに対する家族愛の比率がかなり高めです。

ヒロインが最高にカワイイ！！プーッとふくれた顔とかも。天真爛漫で世間知らずだけど，決してバカじゃないししっかり自分をもってるお嬢さまに私もホレました。ヒーローもセクシーなタフガイだけどヒロインに振り回されるうちに惹かれていくのがよく伝わってきます。現代版・ハッピーエンドの「ローマの休日」って感じです。HQは最終的に結ばれるのが前提だから，往々にして「なんで？　どこにホレたかなぁ？」と釈然としないことも多々ありますが，この作品はその点もすごく説得力がありました。 天野なすの先生の絵は，初めて見た時は「濃！！！」と思ってなじめませんでしたが，慣れたらヤミツキに…（笑）。人物がすごくイキイキしていて表情豊かだし，ちょっと日本ぽくない雰囲気もHQにマッチしてると思います。

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ヒーローとヒロインがポンポンやり合うのが最高に面白いです。HQではえてしてこういう場合，単にヒステリックにギャンギャンほえているようにしか思えず，うるさいだけの印象のことが多いけど，この作品は，知的な大人のカップルが恋に翻弄されている感じがよく出ているし，ヒーロー・ヒロイン両方の思いが分かるのとでとっても楽しめました。悪人もいないし，とっても読後感のいい作品でした。

時代錯誤なヒーローと劣等感の強いヒロイン。ひたすら誤解とののしり合い。絵も下手じゃなのに何だか嫌な感じだなあと思うのは、全体にネガティブな表情・シーンが多いからかもしれません。息抜きができるようなホッとするシーンもなく、つまらなくはないけどひたすら気が滅入るだけのお話でした。もう読みたくない…。

ヒロインのセリフの語尾に、「い…わ」とか「の…ね…」とか「…」が多すぎて、邪魔くさくてストーリーに集中できませんでした。

ドラマティックで面白かったけど1点だけ苦言を呈したい。ヒストリカルなんだから，「真逆」なんてイマドキな軽い言葉を使うのはやめてほしかったなあ。一気にシューっと興醒め。こういうのは編集者の責任でもあるとは思いますが。