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伯爵の花嫁【あとがき付き】麻生歩/リン・グレアム
リングレ典型例ですよね 評価3 3

妻を疑い続け、妻の話を聞く耳は一切持たず、自分が正義という、リングレらしいキツイ傲慢冷徹男であるヒーロー。これまた典型的な耐える女性であるヒロインは色々頑張ったですねぇ。原題は「Defiant Wife(反抗的な妻)」とあるので、ヒーローがとことん反省するためにも、ヒロインがスペインでもっと暴れてもよかったかもしれません。

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愛されぬ妻麻生歩/トリッシュ・モーリ
そもそもヒーローの気持ちは、どちらにあったの? 評価3 3

「宮殿に囚われて」で恋人サファイアを盗まれてしまったヒーロー。今作で早々とヒロインと関係を持ちますが。結局、彼の気持ちは、どちらの彼女にあったのだろうか?結末での説明も私には今ひとつ納得がいかない。また原作を読んでみたところ、原作ヒロインは、漫画よりも自立心も気も強い印象を受ける。麻生歩 先生が描くと、私には、どうしても耐えるヒロインのイメージが強くなるから、少しイメージが違うね。できたら一作目と同じ著者に今作も描いてほしかったかな。おかげで、前ヒロインのサファイアも、高慢な女性に見えてしまったし…

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罪深い肖像画さとう智子/リン・グレアム
【ネタバレ】何度読んでも許せないぞ 評価3 3

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エマの面影わたなべまさこ/ケイ・ソープ
そもそも古い作品なのでねぇ 評価3 3

昭和4年(1929年)生まれの著者が90年代に描いた作品なので、この当時、先生は60歳代か…。高齢大国&漫画大国の日本ならでは!今作は最近のHQとは全然違うなぁと感じるけれど、これはこれで私はありかなとも思う。あまりにも独特の雰囲気で、読みづらさはあるが、セピア色のヨーロッパの無声映画フィルムを映写機でみてるような気にはなった。でも深く考えてしまうと、ヒーローもヒロインも行動に脈略ないし、惹かれ合ってるように見えないし…。(今作は実は日本で初めて出たHQ漫画のうちの1冊なのですよ。どう漫画化したらいいものか、著者はとても迷われたと思います。)

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伝説の恋人【あとがき付き】小林博美/リン・グレアム
原作を先に読んだら・・・ 評価3 3

私には珍しく、原作のほうを先に読んでいた作品。結果、漫画化されたものが、あまりにもあっさりしすぎているように思えてならない。原作では、ヒロインは自分の足で立とうと努力している女性だと感じていたけれど、漫画ではほとんどそれが伝わってこなかった。流されたなぁという印象!リングレを苦手としている私にしては、結構気に入っていた原作だっただけに、非常に残念に思えてならない!

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愛の囚われ人【あとがき付き】秋元奈美/リン・レイ・ハリス
2年間で別人?! 評価3 3

ヒーローは2年後の変化がすごすぎで、まるで別人!また、彼はかなりのプレイボーイで、これまで関係を持った女性たちから「あなたの子供を妊娠した」と金を要求されていたという前歴も気に食わない。その行動に理由があるとしても、「関係」を持ったのは事実なんでしょうしね。すべて原作通りなのでしょうが、嫌いなタイプ。私には少しついていけない。そして、そもそも私には、ヒーローとヒロインの心と心のつながりが今作品にはあまり感じることができなかった。話を淡々と描きすぎていて、二人の間に身分等々の困難がたくさんあっても、相手のことを愛してるんだという熱が見えない。そして、今作の主人公たちは泣く表情が多いのだけど、私には切なさよりも、空々しい印象しか受けない。なぜなのかな…

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謎の恋人【あとがき付き】斗田めぐみ/デイ・ラクレア
面白いことは面白いが… 評価3 3

とてもドキドキ楽しく読めたし、ヒーローにこれほど惚れられるなんて、ヒロインがうらやましい限り。だけど、ゾロの扮装をしているのが誰だったのか、けっこう長い間、よくもまぁ、ばれなかったなぁ。ヒロインが好意を持っているジョナサンくんであるか、否かさえわからないとは、どういうことだろか。そして、全体的にセクシーな内容のはずなのに、私にはそれほど感じられなかったのも残念。たぶん絵のせいかもしれない。著者はオリジナル漫画の内容も際どいものが多いのだけど、私にはどうも色っぽさが足りない感じがしてしまう。加えて私には、ニックくんとジョナサンくんの絵の見分けが、いまいちできない…

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強引な結婚【あとがき付き】星野正美/アネット・ブロードリック
謎だなぁ 評価3 3

これで4兄弟全員の原作が漫画化されて、うれしいことはうれしい。だけど、4兄弟のうち、2人は星野正美先生、1人は瀧川イヴ先生、1人は三浦浩子先生という配分なのは、謎だなぁ。それぞれ違う先生が描いたというのなら、まだ納得もいくんだけど、なんでこうなったんだろう?私の1番好みの男性である三男ジュードが、著者が描いたら目が線のように細いのは悲しい!ハンサムなはずなのに、中身は地味だけど、うぅぅ…(泣)(長男「あどけない恋心」次男「仕組まれた一夜」三男「独身貴族の策略」四男「強引な結婚」)

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愛を試す一週間夏木未央/ミランダ・リー
中途半端なのかな… 評価3 3

読後感は「割り切れない気持ち」かな。ヒロインがまだ若いからなのか、ヒーローの仕事の合間に会ってHするだけで全然OKという感覚が、私には理解不能。話の展開も波風がほとんど立ってないので、ヒロインのワガママが「贅沢な悩み」としか思えず、むかむかするし…(ある意味、私の嫉妬もあるかも)。私には感情移入できないヒロインすぎて、ときめかなかった。まぁ、そもそも、著者の絵が私の好みじゃないのもありますけどね。

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ドクターの誘惑藤臣美弥子/サラ・モーガン
トントン拍子に行きすぎ… 評価3 3

最低の元夫に苦しめられ続けた、頑張り屋のシングルマザー。幸せになってよかったのですが、うまく行きすぎて違和感がある。元カノが女優、愛車がフェラーリ、ゴージャスで優秀なヒーロー。ヒロインに惹かれたとはいえ、彼女は子持ちなのに、積極的で迷いないアプローチなのは、さすがHQ、やはり夢の世界だわと妙に冷めた気分になった。あと、イタリアの実家に連れて行く前に、少しは事情等々を説明してあげないと、ヒロイン可哀相よ!

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身代わり婚約者 2中村地里/トーリ・フィリップス
ヒストリカルは好きだけど 評価3 3

HQヒストリカルは、現代ものよりもじっくりと描かれているものが多く、好きな作品も多い。だけど、庶子(本妻以外の子供)が出てきてしまうと、設定がいくらよくても敬遠してしまう。気持ちが冷めてしまう。再読もそれほどしたいと思えない。諸々の事情から、現代よりも隠し子は多いだろうと推察はできるけど…私の倫理観が許せないんだな。この作品は「キャヴェンディッシュ家シリーズ」の1冊です。「野に咲く白薔薇」カップルの長男が今作品ヒーロー。そして、庶子として少し出てくるベルがヒロインの作品が「ハロウィーンの奇跡」です。

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夢のウエディング湊よりこ/キャロル・モーティマー
信じたいと思わない限り 評価3 3

婚約していた2人は、邪魔者のせいで別れてしまう。そして7年後、ブライダル・コンサルタント会社を経営しているヒロインは、客としてヒーローと再会するが…という話。この作品の場合はヒロインがヒーローを誤解している。でも、なぜ邪魔者の話をそのまま信じてしまうのだろう。少しも怪しみもせずに。しかも最悪のタイミングでヒーローを傷つける一言を吐き、去っている。その後7年間のヒーローの苦しみを思うと私は泣けちゃうよ。信仰なんかがそうだけど、人は信じたいものを信じる。 真実だから信じるのではなく、信じたいから信じるんだ。ヒロインはヒーローを信じたいと思わなかったんだね。ただ、ヒーローはヒロインをずっと愛し続けていた以上、私はお幸せにねとしか言いようがない。

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キューピッドは見ている【あとがき付き】田辺真由美/ニコラ・マーシュ
男のプライドってヤツですか? 評価3 3

6年後のヒーローは大人の男性って雰囲気で、頼りがいのある魅力的なイイ男ではあるのだけど…。「いつか必ず戻る」という置手紙だけで姿を消してしまう行動はどうしても理解しがたい。しかも、ヒロインのためを思ってだなんてのたまうし。一緒に苦労しようって気にはならなかったわけね。確かに、二人より一人の方が短期間で成功したのかもしれないけれど、何かがおかしいような…。6年間の別離で、取り返すことができない傷が残り続けるような…

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愛は記憶のかなたに桃佳みのり/エマ・ダーシー
割り切れない 評価3 3

エマ・ダーシー のデビュー作。ヒロイン妹の隠された真実というのが、どうも納得がいかない。「死人に口なし」で、ヒロイン妹の本当の気持ちも弁明も今となってはできないわけだし。ヒーロー従兄弟が必要以上の善人みたいに描かれてるのも、白々しく思う。著者の変に濃い絵も相まって、無性にイライラした作品!

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鏡の中の迷宮小林博美/エマ・ダーシー
【ネタバレ】ファンが選んだベスト作品賞 評価3 3

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純愛の城【あとがき付き】井上恵美子/ペニー・ジョーダン
原作者の遺作に敬意を表したいけど… 評価3 3

著者の手慣れた絵のせいなのか、妙に軽~い話に感じてしまった。ヒーローが生まれも育ちもシチリアで、公爵家の当主なんだから、伝統とか義務とか責任とか、もう少し重々しい雰囲気を期待していたんだけどね。彼は、いまだにただのお坊ちゃまくん?年齢の割に明るく屈託がないが…。あの苦い思い出から10年、何をやってた?あの時よりは成長したのか?どれぐらい苦悩したのか?また、ペニー・ジョーダン遺作ということで、いつも以上に勝手に想像をふくらませ、がっかりしてしまった感もある。原作者の「パーフェクト・ファミリーシリーズ」や初期作品が好きだったので、最後のはこんな普通のもんで終わったのか…と少々拍子抜け。

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カサノヴァに恋してるサクヤカイシ/アレキサンドラ・セラーズ
呪いのようにまとわりついてくる言葉 評価3 3

「女を不幸にする男」になると子供の時に祖母から断言され、きっとそうなると無意識に思い込んでいるヒーロー。そんな、子供の時に言われた呪いのような言葉たちが、大人になった今も彼を苛み、女性と真剣に付き合えない。少々情けないヘタレっぷりです。私としては、あんまり好みのヒーローではないけれど、可哀相には思う。しかしながら、子供の時にもらった言葉によるトラウマ…怖いですね。自分もあるような気がします。ところで、同原作者「億万長者の恋人は誰?」のカップルは、今作品のヒーロー親友と、ヒロイン姉です。そして、今作冒頭で結婚式をあげています。なので、この作品のヒーロー、ヒロインは両作品に登場してるのですが…。描いている著者が違うと、驚くほど雰囲気が違うものですね(笑)とまどいました。

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忘却のかなたの楽園【あとがき付き】日高七緒/マヤ・バンクス
記憶喪失にならなかったら… 評価3 3

こういう記憶喪失ものって、記憶を失うことで「良い方向」に向かうことが多い。今作も結果的にそうなのですが、「よかったねぇ」と心底からは喜べない。だって、もし記憶を失っていなかったら、ヒーローは結末でどんな行動を取っていたのだろうか。同じ行動を取っただろうか。「記憶喪失」は「別人格」に変えるわけじゃない。それなのに、喪失前と後ではヒーローの物事に対する「考え方」に整合性が取れているようには感じられない。島やヒロインが彼を変えただろうとの考えもあるけど、だったら「記憶喪失前」の彼にも何らかの変化の兆し、後悔の片鱗が見えないとおかしいと思う。最初の1ページ目を見る限り、全然ないように見えた。ただ、記憶があろうが、なかろうが、このヒーローとヒロインは惹かれ合い、結婚しちゃうだろう「絆」の存在は伝わってきたけれどね。私には、もやもやっとした違和感が残ってしまった作品。評価が高い作品にそう感じるのは、私と原作者のそりが合わないのでしょう。同原作者「心があなたを忘れても」も納得いかないし、好きじゃないもの。

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会うときは他人の顔で水沢友希/サラ・クレイヴン
ヒストリカルみたいね… 評価3 3

結婚に至るなれそめが、まるでヒストリカルみたい。古風ですね。また、ヒーローが人妻と逢瀬を重ねて不倫しているのに堂々としているのも、ヒストリカルではよくあるけど、コンテンポラリーではあまり見ない設定。全体的に好みじゃない内容だし、好きになれないヒーローでした。絵に関しては、著者は、なかよし出身だからなのか、ヒロインあまりに幼い雰囲気。ヒロイン従姉も大人っぽいというより、ケバい感じで、ハーレクイン漫画としてはもっと工夫が欲しいかな。表紙の二人の絵は結構好きなんだけどなぁ。初めてのHQ漫画化なのだし、私は次に期待したいと思います。

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償いは残酷に高田祐子/ペニー・ジョーダン
このロリコンめっ!! 評価3 3

ヒロインより12歳年上(33歳)のヒーローには全然見えんなぁ。まぁ、著者が描くといつもそうですが、10代後半から20代前半にしか…。だからなのか、私には彼の「反省の重み」が感じられず、ただのロリコン野郎にしか思えん。結局、ずっと探し続けていたのは、「償い」からだけじゃなく、15歳当時の彼女に一目ぼれしてたからだろ。だから後半で「保護者」としては逸脱した行動を躊躇なくとれるわけで、裏を考えると気色悪い。でも、これが落ち着いた大人の男性の包み込むような雰囲気がある絵柄で、彼に思慮深さやためらいが感じられたのなら、まだしものような気もするんだよね。まぁとにかく、深刻なトラウマを抱えるヒロインがこんな程度で彼を許し、果てには愛してしまうのは、私の中では無理がある。違和感がある。おかしい!

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恋と数字と王子様ハザマ紅実/ミシェル・セルマー
けっこう好みだけど、ロイヤルものとしては… 評価3 3

ずっと一人で頑張り続けてきたヒロインの、家族がいない寂しさとか辛さとか、読んでいて切なくなりました。そんな彼女を理解し支えようとしてくれるヒーローの優しさが身に沁みる作品です。でも、今作はロイヤルものなんで、孤児であるヒロインとの結婚は、まずありえないよねぇ。「見た数字を全部覚えてしまう」という能力も、ひょっとしてヒロインは「アスペルガー」(知的障害がない自閉症)なんじゃないのかと思えて、さらに非現実的!よって、個人的には好きな作品なんだけど、評価は普通。ちなみに、先日、漫画化されていた「恋を夢見る白雪姫」は、今作ヒーロー双子妹の話。他関連作は「愛を願いし王女」(兄)「嘘と誘惑のダンス」(双子妹の姉の方)。

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イヴが眠りにつくまで藤田和子/ビバリー・バートン
物足りない・・・ 評価3 3

レイントリーシリーズの原作は、それぞれ220ページずつで同量。でも、漫画化されたら「安息の地へふたたび」だけは2冊だが、他は1冊ずつ。HQ社が力を入れたシリーズものなら、3作とも漫画は2冊ずつにしてほしかったなぁ。著者は大変だろうけどね。最後を締めくくる今作品ですが、ページ数が限られているせいか、話の展開が慌ただしい。結末に至るまであっけない!終わった気がしない・・・

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スペイン式プロポーズ【あとがき付き】天野なすの/キャシー・ウィリアムズ
ひどい話だよね(泣) 評価3 3

なんて自己中心的かつ身勝手なヒーローなんだろう。5年間、放っておいて、突然ヒロインの前に平気な顔で現れる神経がよくわからない。しかも、再会時にようやく彼女のことを思い出した始末!ヒロインの方は、ずっと彼のことを忘れなかったのにねぇ。そして、もしもヒーローがすでに結婚していたら、どうなっていたのだろうと考えると背筋がぞ~っとする。だって、無理やりヒロインを愛人にしそう!しかし、5年前に、ヒーローは貧乏人じゃなくお坊ちゃまだって、よくもまぁ、ばれなかったよなぁ。全体的に非現実的すぎて、むかつくばかり…

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イブの口づけ高瀬綾/レベッカ・ウインターズ
原作のイメージを大切にしてほしかったな 評価3 3

原作を読んでみたら、ヒロインとヒーローとがはじめて出会った場面は具体的に書かれてない。つまり、彼がオフィスで取引先に迫られていた事実は原作にはないのです。あのシーンのせいで、読者のヒーローに対する印象が悪くなり、変な先入観ができてるように思う。実際の原作でのヒーローは、漫画以上に慎重で、ストーカーまがいの行動もしてないみたいだしね。(たまたま、二人が会社でよく出会ってしまうだけ)まだ学生であるヒロインにとっては、ヒーローは大人の男性って雰囲気で、男の色気があふれドキドキしてしまう存在であることは事実。著者はそれを強調したくて、エピソードを追加したのかもしれないが、表現が下品だなと私は感じてしまった。

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嘘だらけの結婚【あとがき付き】内田一奈/メイシー・イエーツ
嫌いじゃないけどねぇ 評価3 3

こういうシンデレラストーリーは嫌いじゃない。ヒロインが自立した女性というのもよいしね。それにしても、取り違えた相手が皇太子だっていうのに、研究所はそれほどの責任を感じている様子には見えず、結婚するにあたり大きな障害なく、全てがあまりにもうまくいきすぎ!全体的にあっさりとしていて、印象に残りづらい。そして「嚢胞性繊維症」は、今作のポイントだと思うけど、どれほど深刻な病かあまり伝わらずももったいない。この病は、欧米白人に多く、2500人に1人発病し、発病したら寿命は長くとも30代とのこと。もし子供に遺伝したら、いかに悲惨で大変なのかを、話の中でもっと触れないと、切なさ半減ですわ。

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シークとの許されぬ結婚【あとがき付き】佐柄きょうこ/クリスティ・ゴールド
作者の絵には髭が似合わないよなぁ 評価3 3

内容としては、HQではよくある話、また絵は私も唇は気にならないので全般的に好きな作者ですね。ただこの作者のシーク男性は時に髭を生やしていますが、とんがったあごとあまりにも似合わない。髭を生やすのはイスラム国の男性としては当たり前。そのへんをこだわってる作品が少ないだけに作者の熱意には感動するが、絵にすると違和感ありすぎなのは残念。あと、なぜだか「続き物」扱いになってないのももったいないよね。HQでシークものがなぜ人気かというと、やはり異文化へ憧れを抱いている人が多いせいでしょう。ダナエさんのように捉えている人が多かったら、シークものジャンルはとっくに消えている。ましてや我が国・日本はイスラムとの直接的な関わりが西欧諸国よりもない。残虐な部分を切り離し、夢だけを見ることが可能な国民と言えるかもしれません。(加えて、レビュー欄にそんな要望を書いても、HQ社の人たちは読んでないよ)

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恐れに満ちた再会綾部瑞穂/リン・グレアム
【ネタバレ】家族とのつながりが強いから 評価3 3

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砂漠のウエディング村田順子/スーザン・マレリー
納得がいかない 評価3 3

シリーズの中で、唯一、私には納得がいかない作品。ヒーローは彼女こそ運命の相手だってビビビッときたのでしょうが、砂漠の国の皇太子がシングルマザーと結婚するのはありなの?と思ってしまった。他2人の王子の相手はバージンで、とりわけ末王子はそこにこだわっていたので、よりによって皇太子がこだわらないとは夢にも考えなかったよ。変な国よね、「星のお告げ」のほうが重要だなんて。もちろん彼女は目を見張るほど綺麗で優しく温かな女性なんだとは思う。でもなぁ…。ちなみに、このシリーズの隠れスピンオフが同原作者「シークと幻の都」です。

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過去をなくした天使【あとがき付き】麻生歩/リン・グレアム
確かに著者はリングレ原作と相性いいのでしょうね 評価3 3

リングレのヒロインたちは、みなさん寛大ですよね。天使のようです!その分、鬼畜ヒーローのひどさが輝く。この作品ヒーローも、ひたすら自己正当化して、悪いのは全部ヒロインとのたまう。最後のほうで、説明と謝罪がいくらあろうとも、私なら簡単には許さないなぁ。しかも、誤解の原因が事実を明らかにして、ようやく言い訳をする気になったわけで…。胃がやっぱりむかむかする!そして、リングレを原作としたHQ漫画を1番多く描いているのは著者です。それだけ著者の描く傲慢ヒーロー、可憐ヒロインの評判がよいことは事実。雰囲気が絶品なのでしょう。だけど著者の絵柄は好き嫌いがかなりあると思う。誰からも好まれる絵柄ではないかもね。

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裏切りのハネムーン【あとがき付き】麻生歩/リン・グレアム
リングレと相性が良い著者だから 評価3 3

今作は、いかにもリングレらしい作品ですが、味わいは少々薄めかもしれませんね。ちょっと頑固だけど可愛らしいバージンヒロイン、傲慢だけど、リングレにしては控えめな俺様思い込みヒーロー…そして非常に悪~い家族。お祖母さまは底意地悪く執念深いし、お母さまは子供をほったらかしで男と楽しむ恋多き女性だったらしいですし、お父さまは??だけど、まぁ禄でもない方々ぞろい。すごくありふれた、よくある話ですが、リングレと相性が良い著者が描いたから、読んでそれなりにトキメク作品になってます。見ての通り、今作はシリーズ1作目で、今後2作目、3作目が公開されます。でも、それぞれ描く著者が違うらしいんだよね。個人的には全作を同じ著者で描いたほうが好ましいとは思うのだけど…さて仕上がりはどうでしょ。

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